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2018/08/06(月)
【やましたひでこ】断捨離はただ捨てるにあらず
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
8月6日、月曜日。
<旧暦水無月二十五日>
明日は、二十四節気「立秋」
嘘です、立秋なんて!
と言いたくなるような酷暑の毎日。
それでも、立秋といえば、
この歌を思い出します。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風のおとにぞおどろかれぬる」
藤原俊行<古今集>
まだまだ続くであろう、この暑さ。
けれど、こんなふうに
繊細な感覚があれば、
きっと秋の気配を感じ取ることが
できるのでしょう。
そうですね、余計なモノを溜め込み
抱え込んでいるとしたら、
こんな研ぎ澄まされた感覚は
決して持つことはできないだろうと、
やはり、私は思ってしまいますが。
ところで、この週末二日間は、とにかく、
『捨てる。』
『捨てる。』
『捨てる。』
私、やましたひでこの最新刊
『捨てる。』<幻冬社>の発売プロモーション、
Amazonキャンペーン一色でしたから。
まあ、いつの間にか、
もの書き稼業にも邁進しているけれど、
どんなに納得のいく本を書き上げたとしても、
そこで、「はい、おしまい」ではありません。
産み出したもの、創り上げたものは、
ひとりでも多くの方に知っていただき、
また、活用していただかなくてはなりません。
でなければ、ガラクタを生産したのと
なんら変わりがないことになりますから。
お陰様で、Amazonビジネス部門第1位、
総合<全ての本>トップ10入りを果たしました。
有難うございます。
『捨てる。』~引き算する勇気~
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そう、皆さんのお陰で、華々しいデビューを
飾ることができましたが、本番はこれからです。
ところで、この「捨てる」ということ。
当初、多くの「断捨離=捨てる」
という画一的で浅薄な理解に、
私自身、随分と残念で悲しく、
また、腹立ちさえ覚えたものです。
断捨離はただ捨てるにあらず
たしかにそうです。
けれど、こうやって、
断捨離を追求し続けていくと、
やはり、断捨離はどこまでも
「捨てる」ことだと、あらためて思う今。
断捨離はただ捨てること。
「捨てる」という行動が、
いかに奥深い思考によってなされるか、
また、逆に、捨てるという行動が、
いかに俯瞰的な思考を促すか。
無用なモノを捨てて、
余計なモノを捨てて、
不必要なモノを捨てて、
そうしているうちに、錆びついていた
思考も感覚も感性も回復していく。
さらに、必要なモノも、実は、
必要だと思い込んでいただけだった、
という気づきさえもやってくる。
そうやって、思考、感覚、感性が
研ぎ澄まされていく。
断捨離とは捨てる行動
その行動の繰り返しが、
「断捨離はただ捨てるにあらず」
という意識となる。
そして、その意識の蓄積は、
あなたも、わたしも、そして、
私たち誰もが、たくさんの宇宙の恩恵に
アクセスするエネルギーそのものとなるのです。
さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
あなたの感覚をもっともっと蘇らせて下さいね。
そうすれば、秋の立つ日の微風を、
この夏の中で、いち早く感じ取ることが
できるかも知れません。
それでは、ごきげんさまにて。
PS
“子どもの心理を知らない”まま
子育てをした場合はどうなるのか?
こちらで解説しています。
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※公開は今日までです。
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◎編集後記
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昨日からバイクの大型免許を取りに
教習所に通っています。
この試みは、
自分の人生を大きく変えるであろう
新しいチャレンジでもあります^^
(完全に私利私欲のための
プライベートのものですがw)
そこでも気づきが得られる
そんな期待もあるんですよね。
というか、
暑い!この時期の
教習はまさに地獄ですw
吉川広典
PS
親子の信頼関係を取り戻す方法を
ご紹介します。
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※公開は今日までです。
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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