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2018/08/02(木)

【やましたひでこ】家族を混乱に陥れる間違った認識

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

8月2日、木曜日。
<旧暦水無月二十一日>

今日は、七十二候の第三十六候
「大雨時行」(たいうときどきふる)

時々どころか、しっかり降っています!

と、言いたくもなりますが、
暦に文句をつけても始まりませんね。

かつての日本の気候とは
様変わりしていることを
認識しなくてはならない
ということなのでしょう。

さてさて、今日の記事は、
この認識の違いのお話。

たいていは、家を「散らかっている」と
認識するけれど。

だから、
「片づけよう」
「片づけなくては」
「片づけなさい」
となる。

けれど、断捨離は違う。

ほとんどの家は、
モノが「溜まっている」と認識するのです。

だから、溜まっている余計なモノたちを
「捨てる」という発想となり、
「捨てる」行動となるのです。

モノの散らかり
モノの滞留・滞積

モノの散らかりは、
住空間の混乱であり、
また、そこに暮らす自分と
家族にも混乱を招くもの。

いえ、自分、家族の混乱が先か、
住空間の混乱が先か、
それは定かではありませんね。

同時進行の現症、現象だと、
私は考えています。

モノの滞留・滞積は、
住空間の詰まりであり、
淀みであり、同時進行で、
私たちの頭や心を詰まらせ、
淀ませてしまうもの。

そして、モノの滞留・滞積は、
モノの散らかりよりも重篤な住まいの
残念な症状。

なぜなら、その滞積を
取り除いていくのに、
大変なエネルギーを
必要とするからです。

ところで、先日、
あるダンシャリアンさんから
こんな相談を受けました。

二階には、亡くなった親が
残していったモノがいっぱい。
自分ひとりで始末をつけるには
途方に暮れるモノの山。

だから、今、家を離れている
長男に戻って来てもらって、
手伝ってもらおうと思うのだけれど。
(長男がそれに同意するかは、
また、別の問題ですが)

でも、長男が戻ってくると、
せっかく断捨離してキレイになった
1階のリビングを散らかすに違いないし。
さて、どうしたものか…

ああ、おわかりですよね、
あなたなら、この答え。

亡くなった親が残していったモノたちが、
どんなに整然と二階の納戸や
クローゼットに収まっていたとしても、
それは、すでに死んだモノたち。

その家にはそれらモノたちを
活かして使う人は誰もいないのです。

長男がたとえリビングを散らかしたとしても、
それは、活きたモノたちの有様。

死んでしまったモノたちの滞積。
活きているモノたちの散らかり。

さあ、どちらから、
始末をつけていった方が賢明か。

浅い認識だと、そう、
現状認識に齟齬があると、
問題解決の優先順位を間違ってしまう。

優先順位を間違うと
問題解決は遠のくばかりか、
かえって、混乱を大きくする。
そして、そこに残るのは徒労感ばかり。

断捨離が嫌うのは、なによりも、
無用なモノたちの整然とした滞留・滞積。

なぜなら、その「整然」が盲点となり、
生活の詰まり、人生の停滞が
認識できなくなるからです。

断捨離はアクティブな散らかりを
嫌ったりはしない。

なぜなら、人が生きて生活しているかぎり、
モノが散らかるのは自然なことなのだから。

片づけない事よりも、
捨てない事の方が、

ずっと問題!

もっとも、片づけないままで放置すると、
それは、すぐさま滞積となってしまいますが。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
あなたの生活と人生に新鮮な流れを!

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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この前手放した、バイクですが、
また乗りたい病にかかってしまいました。

日に日にその意欲は高まり…

そして今度はもっと
大きいバイクに乗りたい!
という衝動に駆られて、

とうとう!大型バイクの免許を取りに
教習所に申し込みをしました。

免許をとったら、
こんなことや、あんなことをするぞ!と
妄想を膨らませていますw

人間って欲深いですね…

吉川広典

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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