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2018/07/12(木)
【やましたひでこ】断捨離バトル勃発の理由
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
7月12日、木曜日。
<旧暦皐月二十九日>
正す
糾す
糺す
糾す
質す
訊す
ぜんぶ、「ただす」と読む漢字たち。
「ただす」にもいろいろあるのですね。
「ただす」とは、
きちんと整える。
間違っているものを改める。
道理にかなっているかをはっきりさせる。
この三つが主な意味。
ならば、「断捨離」も、
この「ただす」と読みたくもなってきます。
乱れたモノ、荒んだ空間を整える。
無自覚、無意識な無用なモノたちの
溜め込み癖を改める。
何が必要で、
何が必要ないのか、
明快に意識していく。
けれど、私たちは、自分の間違いを
人に糾されるのは厭なものです。
つまり、糾弾の「糾」を喜んで
受け入れることはなく、
また、素直に従うことも難しい。
たしかに、言っていることは
尤も(もっとも)であったとしても、
「あなたには言われたくない」
というのがたいていの心情。
要するに、断捨離を
正しいことと信じて
人に伝えたとしても、
その人は自分を責められたように
感じてしまうのです。
これが、断捨離バトル勃発の理由。
すべての「ただす」は
自問自答であるべき。
そう、主体的な行為であって、
他者から強要されるものではなく、
受け身で取り組むことではないと、
私やましたは考えているのです。
ところが、身内にはつい
これをしてしまうもの。
そうですね、同じ生活空間で
過ごしているからこそ、
家族のモノは目障りで、
気に障る邪魔モノに映ってしまうのです。
さて、この自問自答の「ただす=断捨離」は、
自分で気づかないかぎり出来ないことです。
いいえ、自分で気づいたから
出来ることだと言っておきましょうか。
ならば、自分で「気づく」ことが、
断捨離の一番最初のステップ!
ところで。
「居住まいを正す」という言葉を
ご存知でしょうか。
私は、お茶のお稽古で
先生からこの言葉を
よく投げかけられたものです。
「居住まい」=「座っている姿勢」
あるいは、「姿勢や態度」
面白いですよね、
座っている姿という意味でありながら、
「住まい」という漢字が当てられている。
そう、「住まい」と「姿勢」と「態度」は、
ひとつ。まったくもって、
重なり合って影響しあうものなのです。
さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
あなた自身の姿を整えて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
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◎編集後記
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他人から指摘されると、
つい反射的に反論してしまい、
素直に受け入れることが
なかなかできないものですよね。
(僕自身もそうなんですが><)
しかし、断捨離という哲学を普段から
意識していれば、その反射的な
自分の気持ちに気づけます。
断捨離を意識することで、
自分自身を俯瞰することが
できますね。
吉川広典
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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