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2017/04/27(木)

【やましたひでこ】「帰ったら妻に読ませます」

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

4月27日、木曜日。
<旧暦卯月二日>

週のはじめの三日間、
友人の台湾人夫妻のお招きで
台北に。

そこで、
台北ダンシャリアン有志の
熱い歓迎を受けました。
それはもう、
どんな歓迎ぶりかというと、
さすがの美食の国、
食事のおもてなしが
半端ではないのです。

食べきれない幾皿ものお料理、
そして、たっぷりのワインと。

お陰で、二晩ともホテルのベッドに
撃沈。化粧も落とさず着替えもせず
という、人様にはとても見られては
ならない有様に。

普段の私は粗食派。
具沢山の野菜スープ程度で
十分満足なので、こんな豪華な
料理が続いて、胃袋はさぞかし
びっくりしているに違いなく。

しかも、
ウエスト周りはずいぶんと成長、
いえ、膨張ですね。

けれど、やはり、
旅先のその土地の食べ物を、
その土地の友人たちと
賑やかにたっぷり食するのは
とても愉快なこと。

ああ、たまの飽食も
またよろしくて。
そう、いつもきちんとなんて
つまらないと思ってしまうのは
私の性格のいい加減さの
なせるわざですね。

ところで、
私を招いて下さったご夫妻は
夫婦揃っての断捨離実践者。

奥さんが、5年前、
最初に断捨離に出会い、
やがて、ご主人にも感染(?)、
昨年暮れの「断捨離祭り」にも
二人で来日して参加した程。

企業経営者であるご主人は
断捨離を会社のマネージメントにも
社員教育にも用いて
成果を出している。

だからなのか、仕事関係者、
取引先の人に断捨離の本を
配って薦めて下さっている。

そのご主人が、
私にこんなふうに話してくれた。

日本での断捨離支持者の
ほとんどが女性だけれど
台湾では男性はとても多いと。

そうですね、実際、
台湾でも中国でも
男性ダンシャリアンがいっぱい。
男性の比率は半分に迫っている
とも思えるくらい。

さて、ご主人が、
台湾人ビジネスマンに
断捨離の本を薦めて渡すと、
相手は「さっそく読んでみます」
と言うけれど、
日本人ビジネスマンに渡すと、
決まってこんな答えが戻って
くるのだとか。

「帰ったら妻に渡して読ませます。」

この違いは、この感度の差は、
どこからくるのだろう。

台湾でも中国でも、
男性は女性と同じように
家事を担う。

だから、男性も興味が湧いて
自分でも「断捨離本」を
読んでみようと思うのか。

日本の男性は、
片づけは女性の領分と思っていて、
しかも、片づけ下手の妻に
手を焼いているので、
自分では読むことはなく、
まず妻に読ませようと思うのか。

おそらく、
それが大きな理由なのだろう。

けれど、もしも、そうだとしたら
私は残念でならないですね。

『断捨離』(マガジンハウス刊)
にも書いたように、家事とは、
その中でも特に片づけは、
高度な思考を駆使した
情報処理を必要とする、
家庭経営のための重要な
コミュニケーションスキルでもあり、
より良い家庭環境をもたらす
クリエイティブな営みでも
あるのです。

家庭経営の家事に
参加しているからこそ、
台湾男性は、断捨離が
仕事にも会社経営にも
応用することができるのか。

日本の男性は、家事と仕事が
まったく違う次元のもの
とみなしているから、
断捨離との接点を自分自身に
感じないのか。

いずれにせよ、断捨離を
もっともっと日本の幅広い層の
男性にも理解してほしいと願う私。

なぜなら、断捨離とは理念。
日常の「生活哲学」だからこそ、
仕事の哲学、人生の哲学として、
男性の生き方をもより愉快なそれに
変化させることができるはずだから。

そう、

「断捨離で私の人生が変わりました!」
「断捨離が私の人生を変えました!」

とは、女性ダンシャリアンだけの
言葉ではありません。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノは断捨離して、
あなたの人生に、たくさんの「愉快」を
増やしていって下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
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6月28日(水)東京で初開催!
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◎編集後記
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「妻に読ませます」と言いつつ、
こっそり自分で読んでる
ご主人もいたりして。。

もしそうなら、
もっと声を大にして言えるような、
そんな日本にしていきたいですね!

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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