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FROM　やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

４月２０日、木曜日。
＜旧暦弥生二十四日＞

二十四節気「穀雨」

桜の花々はとても心が浮き立つけれど。
新芽が一斉に吹き出す頃の木々にも
心が躍るもの。

この季節の俳句に「山笑ふ」
という描写があるように、
大都会の街路樹たちだって、
やはり笑い出していますよね。

その街路樹の中で、
特に私が好きな花水木。

そう、私の住まいの周りは
花水木の笑顔もいっぱいです。

さてさて。

戸外は爽やかさを増しているのに、
あなたの家の中はそのまんま？

冬のまま？
散らかったまま？
淀んだまま？

だとしたら、それこそ、
もったいない話。

家の中も、ぜひ、
この季節にふさわしい
「爽やかな空間」に
クリエイトしていかなくては、ね！

そうですね、断捨離は、
今の季節にふさわしい、
今の自分にふさわしい、
空間づくりをしていくもの。

ところが、この肝心な
「ふさわしい」がよくわからない…
なんて、困った情況に陥っている
残念な場合があるのです。

実際、そんな人たちが
とても増えている、というのが
このところの私の実感。

今の季節にふさわしい「しつらえ」
とはどんなでしょう？

そもそも、季節に合わせた
「しつらえ」を意識することも、
私たちは忘れてしまっているかも
しれませんよね。

たとえば、今もって、

クリスマスのタペストリーが
壁にぶら下がったまま

仕舞われることなく
床の間にお雛飾りがある

そんな「宴の後」の
不始末放置も多々あるし、
食卓に並ぶ食器類、
寝具カバー類も、１年中
同じモノで変わることがない、
といったごく日常の有様は
数え挙げたらキリがないのです。

つまり、それは、
季節の移ろいを、愛で（めで）、
味わい、愉しむという
気持ちのゆとりも時間も
失ってしまっている証拠。

この喪失は、実は、
今の自分にとって
ふさわしいモノへの感度にも
如実に現れるのです。

何がお気に入りの品物なのかもわからない。
何が美味しい食べ物なのかもわからない。
何が似合うファッションなのかもわからない。

挙句、毎度、
景品の食器類を食卓に並べ、
旬とは無縁の加工食品をそれに盛り、
いつも同じウェストゴムの
ルーズ・ウェアで明け暮れ過ごす…。

ああ、要・適・快の感度を
失ってはいけませんね。

なぜなら、その感度こそが、
私たちの命のごきげんを
司る（つかさどる）源だから。

そして、
その「要・適・快の感度」
を磨き抜くために
断捨離があるのです。

断捨離は、逆に、まずは
「不要・不適・不快」に
焦点を合わせていくことから。

今の自分に「要らないモノ」は何？
今の自分に「ふさわしくないモノ」は何？
今の自分に「心地よくないモノ」は何？

そんな問い掛けを
自分に繰り返しながら、
それらを取り除く行動を重ねながら、
自分の感度を取り戻していくのです。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
「感度」に付着したサビを落として
下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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さすがにクリスマスや雛飾りは
ないけど（元々ないけどw）、
食器は年中同じの使ってる。。

お気に入りばかりなので、
全取っ替えはないけれど、
季節感のあるもの、
仲間入りさせてみようかな。

–青野慶子

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪