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2017/03/13(月)

【やましたひでこ】「選択」「決断」はあなた次第

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

3月13日、月曜日。
<旧暦如月十六日>

今、台北松山国際空港の
搭乗ラウンジでこのメルマガを
書いています。

そして、この記事があなたの
お手元に届く頃、私はタイの
旧都チェンマイに滞在中のはず。

さて、今回の海外ツアー、
最初の目的地の台北は真冬。
台湾は暖かいはず、という
思い込みを疑うことなく
軽やかな春服で乗り込んだ私は、
思わぬ寒さに震え上がることに
なりました。

台北の街を行き交う人々の
ほとんどはダウンコート姿、
私は地元ダンシャリアンさんに
厚手のセーターをお借りして
過ごすことになりました。

ところで、
今回の台北の訪問は
断捨離トレーナー研修を
開催するため。
そして、台湾の地で研修を
することにしたのは、
こんな理由がありました。

ひとつめの大きな理由は、
異なる文化圏での
断捨離事情を知っておくのも
興味深いことだから。

モノ溢れに悩むのは、
日本に限ってのことではなく、
どこの国でも片づけ問題が
難儀な課題として
横たわっている事実。

そして、モノへの思い入れは、
ぞれぞれの文化的歴史的背景の
違いで様々ではあるにしても、
やはり、「モノ軸」視点であり、
「空間を軸とした視点」で
暮らしを俯瞰するのは、
多くの人々が苦手であり
不得手であることも共通した
事実なのですね。

◆ブログでのレポートはこちら。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12254333646.html

ふたつ目の理由は、
断捨離トレーナーは、
クライアントさんの気づきを
促し、無意識のうちに自分に
課している「制限」を、
断捨離メソッドを駆使して
外していくサポートをするのが
仕事。

ただ単に、モノを捨てさせる
という短絡的な仕事をしている
訳ではありません。

それには、まず、
トレーナー自身が、
自分の「制限」に気づくことが
何よりも求められる。

海外での研修は、
参加のハードルが高くなる分、
肌で感じ行動する「制限外し」
ワークとなるのです。

◆ブログ記事にも書いています。
http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12253984821.html
私たちは誰しも、
自分自身の観念で自分を縛るもの。
私たちは皆、良くも悪くも、
観念という「思い込み」の、
カタチの見えない檻の中で
生きているようなもの。
自分の観念、思い込みで、
自分の行動に制限を加えて
いるのです。

それは、私、やましたひでこも
例外ではありません。

冒頭の私の、
「台湾は暖かいに決まっている」
という思い込みなど、
その典型的な例、
程度の軽い思い込み
と言っていいでしょう。

だからこそ、
日々の断捨離を通して、
自分の生活、人生に、効果的に
「機能する思い込み」と
「機能不全の思い込み」、
つまり、
「要・適・快」の思い込みと、
「不要・不適・不快」の思い込みを
精査する必要があるのです。

さて、今回の研修にあたって、
こんなケースがありました。

ぜひ、研修に参加したい
という強い希望を持ちながら、
あいにく子供の受験があって
参加を断念したトレーナー。

子供の受験と研修日が
見事に重なりながらも、
参加するための段取りを
丁寧に重ねて参加したトレーナー。

言うまでもなく、
研修の参加を断念するのも、
参加するのも、
それぞれの自由意思。

どちらの決定も
最大限に尊重されます。

けれど、もしも、
「母親は子供の受験を最優先にすべき」
という思い込みの制限に
気づかないまま、
「参加できません」と、
不承不承に諦めたのだとしたら、
それは、残念としか
言いようがありません。

つまり、

「母親であるあなたは、
子供の受験を最優先にすべき」
という他人軸の無自覚な思い込み。

「母親である私は、
子供の受験を最優先にする」
という自分軸の明確な意思。

これらふたつは、結果、
「参加断念」という同じ事実と
なったとしても、その内容は
大きく違っているのです。

そして、
自身の気持ちの清々しさも、
随分と異なることでしょう。

自分自身の気持ち(ニーズ、希望)に
素直になること。
次に、それらを意図意思として
行動を起こしていくこと。

そうすれば、
不思議なことに、
事態は思わぬ展開をして
満たされていくのです。
いえ、それ以上、
思ってもいない形で
希望した以上のことが
叶っていくことも。

私、やましたひでこは、
幾度も、何度も、
それこそ数え切れないほど、
それを体験していますから。

だからこそ、
無自覚な思い込みで、
「できません」
としているスタンスは、
とてももったいなくて
仕方がないのですね。

希望は意思に。
意思は行動に。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
あなたのニーズを浮かび上がらせ
素直にそれを認めて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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◎編集後記
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たとえ、諸々勘案して、
「そうせざるを得ない状況」
だったとしても、

「自分の意思で選択した」
という明確な自覚だけは、
いつでも持っていたいものです。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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