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2016/11/21(月)

【やましたひでこ】「いじましい」自分との戦い

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月21日、月曜日
<旧暦神無月二十二日>

明日は二十四節気
「小雪」(しょうせつ)。

いよいよ本格的な寒さを
覚悟しなくてはならない季節。

さて、この週末は久しぶりの完全オフ。
そして、休みといえば、
することは徹底断捨離となる私。

はい、徹底ですよ、徹底!

とはいえ、処分した断捨離品の量は
45リットルのゴミ袋の半分にも満たない
「燃えるもの」と、その半分以下の
「燃えないもの」と、本8冊。

http://ameblo.jp/danshariblog/entry-12221046490.html
「どこが徹底なの?」
と言いたくなる量ですが。

実は、私にとっては
これが徹底なのですね。

大きなモノやずっと放置して
溜め込んだままのモノはなく、
日々、小さな断捨離を
繰り返している訳だから、
いわば、乾いた雑巾を
さらに絞って出した量
といっていいでしょう。

出番のない文房具類
出番のない化粧品類
出番のないPCアクセサリー類
etc.

けれど、量が少ないから簡単
という訳ではなく、
これらコマゴマとしたモノたちは、
コマゴマとしたなりに
ハードルが高いものです。

なぜなら、これら、たいして
場所を占める訳でもないモノたちは、

別に取って置いたとしても支障がない。
けれど、取って置いたとしても
まったく出番がない。

という性質があるばかりに
判断が揺れる。しかも、
数は沢山あるので、判断しなければ
ならない回数は多く面倒。

いきおい、まとめて箱に入れて、
どこか押入れの隅に突っ込んでおく
「保留」という道を選びたくなりますね。

でも、もっとハードルの高い理由は
別にあると私は思うのです。

それは、「いじましい」自分との戦い。

いじましい…とは?

意地きたなくせせこましい。
しみったれている。
こせこせしてかわいそうになる。

以上、「広辞苑」より。

つまり、たとえ取って置いても
まったく意味のなさないモノたち。
誰も必要としないモノたち。
さしてコストもかからず
簡単に新調できるモノたち。

それらを惜しんで判断を保留する
自分を見た時に、それは、「執着」
などという格好の良いものではなく、
まったくの低次元な自分を突き付け
られるような気持ちになるのです。

ところで、私は、人のタイプを
こんなふうに三つに分けています。

「使わなくなったモノを、
とって置いても、結局使わない。」

この、「結局使わない」という事実に、

まったく気づかない人、
つまり「無自覚」

それに気づいていながら保留する人、
つまり、「モノ軸」

それに気づくとすぐ手放す人、
つまり「自分軸」

実は、この三つのタイプ、自分の中に
全部揃って同居しているのだと、
つくづくと思います。

だとしたら、この週末に私が取り組んだ
断捨離は、私の「モノ軸」思考と、
私の「いじましい」性質を、両方、
取り除いたことになりますね。

さて、どこまで徹底的に取り除けたのかしら。

いえ、これって完全はありませんね。
だって、雑草のようなものだから。

雑草は生えたらその都度取り除く。
そう、先送りして、心の庭に
蔓延る(はびこる)ことのないように。

さあて、今日のあなたも、
ひとつでも余計なモノを断捨離して、
「自分軸」を取り戻していって下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
取り除いてもまたすぐ出て来る
「モノ軸思考」と「いじましさ」。
「俯瞰力」を身につけて、
その都度取り除いていきましょう。

PPS
「俯瞰力」はこのプログラムで学べます。

http://123direct.jp/tracking/cr/4Sxhjcp2/238748/18695555※本日〆

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

「結局使わない」と気づきながらも、
「いつか使うかも」に邪魔されて、
モノ軸に甘んじてしまう。。。

そんなモノたちの温床になりがちな
引き出しの中こそ、”徹底”断捨離
する必要アリなんですね。

今日の断捨離は引き出しだー!

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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