ホーム / 【やましたひでこ】果てしなき挑戦
2016/10/20(木)
【やましたひでこ】果てしなき挑戦
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
10月20日、木曜日
<旧暦長月二十日>
カレンダーの先を眺めていると、、、
これから、やらなくては
ならないことがこんなにある。
これから、やるべきことも
こんなにある。
なんて、心は焦るばかりで。
でもね、これからやりたいことは
なんだろうかと、考えると、
心がはやるものですね。
残念ながら、いまの私は、
どうも焦りの中にいるようですが。
それは、時間という「空間」に、
いっぱいの「物事」を
詰めすぎてしまっているせい
であることは間違いなくて。
けれど、全部、自分が覚悟して
引き受けたこと。
あれっ、少しばかり
格好つけたようですね、私。
本当は白状すると、
断る勇気が少しばかり
出せなかったせいでもあるし、
つい、他者の期待に応えてしまった
せいでもあるし。
そう、実は、自作自演の
スケジュールぎっしり状態
なのですね。だからこそ、
自分で始末を付けていかなくては!
と思うのです。
そして、時には、
自分を追いつめることも
必要だとも思っている私。
なぜなら、たしかに、
無理は禁物だし、そして、
ゆとりを求める気持ちもあるけれど、
自分に負荷をかけることが、
おおいに自分の能力開発に
つながることを私は知っているし、
経験してきているから。
そういえば、先日、ある塾生さんが、
こんな心情を私に吐露しましたね。
断捨離に、懸命に勤しみ、励み、
四年近く。その間に、自分でも
思っていないような人生の展開があり、
驚きと喜びの連続だったのだそう。
でも、今は、正直、
断捨離に疲れてしまったのだとか。
断捨離疲れ。
そうですね、
これを、登山に例えるならば、
今まで、麓で見上げているだけだった
山の頂上に登ることができた。
今、山頂にいる自分は、
これまで見たこともない
美しい景色を堪能している。
それは、頑張ってアップダウンの道を
登って来たからこその
達成感と満足感も味わっている
ということなのでしょう。
だから、ここらで、もう、
休んでもいいよね、わたし…
実際、疲れもピークに達しているのだから、
わたし…
といったところですね。
もちろん、疲れたら休む、それは鉄則。
なにも疲れきった身体に鞭打つ必要は
ありません。
けれど、私は、こう思うのです。
山頂に立ったからこそ、
もっと高い山の存在が視界に入ってきた。
目の前にある山は、かつて麓にいた
自分が知ることもなかった山。
そして、その未知の山は、
さらなる高みへと自分を
いざなってくれる山であることも
理解できる。
その山頂で展開する光景は、
今いる山の頂きよりも更に
美しいに違いない。
けれど、新たに自分の目の前に
出現した山をこれからまた登るのは、
もっと大変な頑張りが必要であることも
容易に想像できる。
さて、どうしたものか。
だとしたら、これで十分、
もう、このあたりで満足
しておいたほうがよさそうだ…。
これ以上は、欲張りというもの…。
そんな心模様が、
「疲れにしがみつく自分」を
演出している可能性があるのです。
そうですね、視界に入ったものは、
きっと、あなたが実現可能だからこそ、
あなたの視界に入ってきた。
言いかえれば、
あなたが実現可能ではないことは、
あなたの視界には決して入って
こないのです。
それが事実。
けれど、その事実を
どう受け止めていくかは、あなた次第。
新たな負荷を受け入れていくかを
決めるのも、あなた次第。
それでも、私は、こう思うのです。
人生は果てしない挑戦の連続。
断捨離は終わりのない挑戦の連続。
ダンシャリアンは、
人生のチャレンジャー。
ダンシャリアンは、
覚悟と勇気のある楽天家。
疲れを癒したら、疲れが癒えたら、
ダンシャリアンであるあなたは、
また、挑戦の一歩を
踏み出していくに違いないと。
さあて、今日のあなたも、
余計なモノをひとつでも断捨離して、
人生の新たな挑戦の一歩を
重ねて下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ものすごく疲れているけど、
休むわけにもいかないとき。
無理やり仕事に向かったところ、、
ミス発覚!
一気に目がさめて、
そこからいきなり頭が回り始める。
、、、という覚醒方法もありますが、
あまりオススメはしません。
休めるときはしっかり休んで、
英気を養いましょう!
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
執筆者一覧
最近の投稿