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2016/10/07(金)
【小松易】分けられないから減らせない
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易
FROM 小松易
こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
あなたは「思い込み」、
激しい方ですか?
私はというと、おそらく(笑)、
激しい方だと思います。
そうでなければ、
「かたづけ士」やってません。
「片づけってスゴイ!」
「これは仕事にするしかない!」
当時は、相当に強い思い込みで
この仕事を始めた訳です。
お蔭様で現在、
当時の単なる「思い込み」が
「確信」に、いや、
「信念」に変わりました(笑)
実は、思い込みには、
二つの側面があると言われています。
私にとってはその一つ
「固く心に決めること」
が功を奏したと言えるでしょう。
そして、思い込みの別の側面は
「深く信じこむこと」です。
「絶対この道で間違いない」
会社員時代は、
これで何度も道を間違い、
遅刻や失敗を繰り返しました。
念のためですが、
この「道」は極める方の道ではなく、
普段使う「待ち合わせの場所までの道」
です。
ちなみに、
「方向音痴」でネット検索すると、
「意外と頑固&思い込みが激しい」
と出てきました。
多分、いやかなり正解です(笑)
では、片づける場面で
よく登場する思い込みって
何だと思いますか?
それは、
「捨てるのが苦手」
という思い込みです。
片づけが苦手だと考える
多くの方は自分自身が
「捨てられない人」
だと思い込んでいます。
でも、繰り返し言いますが
それは思い込みの場合が
ほとんどです。
そもそも、捨てるとは
モノを整理することです。
例えば、衣類ケースの引き出しを
1つ整理するときに、以下の
「4つのステップ」で行います。
1.外に出す
↓
2.分ける
↓
3.減らす(捨てる)
↓
4.しまう
先程の「捨てられない人」は
「3.減らす(捨てる)」が
苦手だと言います。
ところが、
4つに分けて分かったことは
それは思い込みで、
本当に苦手なのは、
「2.分ける」だったのです。
「分ける」とは、例えば、
「要・不要」に分けること。
捨てられないと「思っていた」人は
ここが上手くできていなかったのです。
「分けられない」から当然、
「減らせない」という結果になります。
さて、「分ける」がポイントだと分かれば、
そのための「基準」が必要だと見えてきます。
すなわち、上手く分けるには、
適切な「分ける基準」が必要なのです。
ちなみに、
「3.減らす(捨てる)」
で行うこと別の表現を使うと
「処分する」ことです。
不要と決めたものを
・ゴミ袋に入れる
・人にあげる
・売る
・リサイクルする
などの手段で「最終処分」するわけです。
まさに最後にあなたの手から
モノが離れる瞬間が「減らす」
のステップなのです。
「捨てられない」あなたが
本当に苦手だったのは、
「捨てる」行為ではなく、
「分ける」行為。
まずは、このことをしっかり
心に留めておいてください。
ぜひ、週末はもう少し
「分ける」に注意を払って
片づけてみましょう!
いつもあなたを応援しています!
小松易
◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/
PS
やるべきこと=(to do)に
押しつぶされそうな日々から解放され、
自分のあるべき姿に戻るには、、
こちらをぜひ参考に。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/BFfRYYoU/235459/18695555
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◎編集後記
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「分ける」=決断さえできてしまえば、
あとは捨てるだけ!
と思っても、捨て方もいろいろで、
ここでも止まってしまうこと、
ありますよね。
私がお別れを決断した大物も、
少し迷いましたが、、
今週末に旅立つ予定です。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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