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2016/10/06(木)
【やましたひでこ】不機嫌になる「空間の状態」とは?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
FROM やましたひでこ
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
10月6日、木曜日。
<旧暦長月六日>
ところで、今、
私はどこにいるかといえば、、、。
空の上。
はい、冗談ではなく、
ロンドンへと向かう
航空機の中なのです。
このメルマガ記事があなたの
お手元に届く頃には、そう、
私は20年ぶりのロンドンの街を
颯爽と闊歩している予定?!
けれど、今は、機内のシートに
へばり付いているような状態。
それでも、身体が半分拘束
されたようなこの感覚が案外と
心地よかったりもするもので。
なぜって、
ひたすら寝る?しかない、
ひたすら食べる?しかない、
という環境は、
私の普段の生活では
ありえないことだから。
これもまた変化刺激かなと
思うのです。
あれ、もしかして私って、変?
<もちろん、機内でひたすら
パソコンに向かって仕事をしている
ビジネスマンらしき人もいますが>
さて、前置きはこのくらいにして。
今日のメルマガは、前回10月3日の
月曜メルマガの続き。もしも、
あなたが前回の記事をまだ読んで
おられないのなら、どうぞ、そちらから。
■月曜メルマガ
https://yamashitahideko.com/2016/10/03/no-1839/
日本大学国際関係学部の学生たちとの
授業「断捨離とメタ認知」。
私のまとめの質問はこれ。
「私たちを一番不機嫌にする
空間の状態はどんなだろう?」
それは、ある空間に自分の身体への
不快な五感刺激があるということで、
気味の悪い光景<視覚>
とても嫌な臭い<嗅覚>
うるさい音<聴覚>
ザラザラ、ゴツゴツした肌触り<触覚>
もちろん、こんなところで食事をしたら、
どんな食べ物でも美味しく感じられ
ないですものね<味覚>。
そして、これら、どれも不快なことを
まるですべて含んでしまっている空間は、
やはり、定員オーバーな状態なのですね!
満員電車
ギュウギュウに人が乗ったエレベーター
大混雑のイベントホール
これらは、
たとえ法定内の定員であったとしても、
やはり不快であるには違いなく、
ごきげんであるのは難しいはず。
だから、住まいが、
いつもいっぱいのモノで
散らかっていることも、
住まいがちっとも片づかないことも、
住空間に対して、モノが定員オーバー
を起こしているという、とっても
不機嫌を呼び起こす有様、
と捉える必要があるのです。
ということで、
私の授業の始まりは、
教室の空間づくりから。
なので、余分な机は教室の後ろに
移動させて通路を十分に確保。
机は四人掛けのところを
三人掛けにしてゆとりをもたせて。
しかも、教官である私と学生が正面で
構えることのないように机の配置も
アレンジ。
そうですね、「メタ認知」をまずは、
空間を認識することから始めるのが
私のやり方。
この空間認識能力こそ、私は、俯瞰力、
メタ認知の基礎だと考えているのです。
でもって、ガタガタと机と椅子を
移動させ、並び変えをする学生たち。
でもね、出来上がった机の並び方は、
イマイチの感。
あらら、
空間認識能力とともに
美意識も鍛えなくては
ならないようです。
ああ、どんな愉しみな授業と
なることやら!?
42名の学生たち、皆、
気張ってまいりましょう。
さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノは断捨離して、
空間をごきげんにして下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
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◎編集後記
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そういえば、
セミナー会場の机配置も、
直していただいたことが、、。
何度か続くとさすがに、
「うーん、今日のはどうかな?」
とやましたさん目線で一生懸命
考えてる自分がいたりして。
だいぶ鍛えられたんじゃないかとw
でも、それはセミナー会場の話。
私の根城は、、
まだまだ改善の余地アリアリです。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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