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2016/10/03(月)

【やましたひでこ】やましたひでこから質問です。

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

10月3日、月曜日
<旧暦長月三日>

なんと10月。

月の桁が二桁になると、
今年の「お終い気分」は
いよいよ増すばかり。
さあて、どうしたものかと
思わないこともないですね。

それでも、これから年越しまでは、
やはり三ヶ月という期間に変わりなく、
なんとか追い込みをかけなくてはと、
未だ、完成しない幾冊かの本の原稿と
睨めっこのワタクシ。

ところで、
追い込みモードのこともあれば、
新たに始まったこともある。
今秋も、大学で学生達に断捨離を
伝え教え学び合う授業を
持たせていただいている。

日本大学国際関係学部、
日本宗教思想「断捨離とメタ認知」。
三、四年生の履修対象科目であり
単位修得の授業。

なんとも責任重大な授業であり、
若者たちのこれからの人生に
大きく影響するような、
高い視点と広い視野と深い洞察力を
育むための機会となるよう、
私も懸命です。

あれ、もしかして私、
とっても教えることが
好きなのかもしれないね。

さてさて、その授業の初日、
難しいことはあえて避けて、
私たちの日常の気分は、
どんなものに一番影響されるかを
一緒に考えることからスタート。

そうですね、つまりは、
断捨離が求める「ごきげん」の逆、
「不機嫌」について考えていくことに。

「私たちは、物理的にどんな空間に
置かれると不機嫌になるだろう?」

なんとも、シンプルな質問。

けれど、この単純なことを
案外と思考していないのが
私たちでもありますね。

学生たちは、口々に答える。

ゴキブリを見た時!
嫌な納豆の臭いが漂っている時!
雨漏りの水滴が自分の顔にあった時!
うるさい音がガンガン響いいている時!
チクチクとした肌触りのセーターを着た時!

あらあら、随分と臨場感溢れる答えが
並びますよね。すべて、日常で経験した
ことがあるに違いないですね。

もっとも、「お金がない時」と
答えた学生もいたけれど、それは、
質問をきちんと咀嚼していない証拠。

たしかに、お金がない時にごきげんで
いるのは難しいかもしれないけれど、
私の質問は、「物理的にどんな空間」
という条件をつけているのだから。

そして、具体的な答えが並んだ後は、
「それらを一言で表現するとどうなるか」
という質問が私から投げかられる。

これが、抽象度を上げて思考するための
トレーニングの入り口。つまり、
俯瞰力を養うというメタ認知に
繋がっていくことになる。
身近なことから、深く探究していこうと
するのが断捨離の醍醐味だから。

学生たちは、戸惑いながら考える。
言葉を言い換えること、
置き換えていくこと、これは
思考のゲームであり、
やってみると面白いですからね。

そして、導き出した言葉。

五感
感覚
センス

それらに対する不快な刺激は、
私たちを不機嫌へと容易に
誘うわけですね。

ところが、これら身体的な感覚への
不快刺激以上に、
「一番私たちを不機嫌にする空間の
状態は何だろう?」と私の次なる
質問が繰り出されることに。

さあて、長くなりました。
続きは次回の木曜メルマガで。

今日のあなたも、
余計なモノを一つでも断捨離して、
この質問への答えを導き出して下さいね。
そう、ダンシャリアンであれば、
きっと、この答えになると思うのだけど。

それでは、ごきげんさまにて。

PS
不快な環境のなかでも、
心に「レジリエンス」があれば、
自分を健やかに保つことができます。

心のレジリエンスを
育む方法はこちらから。

http://123direct.jp/tracking/cr/931hWQQc/235163/18695555

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

大学生のときにこんな授業があったら
もっと勉強したかもな、、。
日大の学生さんたち、
うらやましい限りです。

でも、学び始めるのに遅すぎることはナシ。
まずは木曜日までの宿題から!

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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