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2016/09/29(木)
【やましたひでこ】「運」の扉を開ける力
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FROM やましたひでこ
9月29日、木曜日。
<旧暦葉月二十九日>
秋になりきれない名残りの暑さ、
秋をさそう風の爽やかさ、
その間を行ったり来たり
しているようなここ数日。
それは、私の身体と心も同じで、
仕事でくたびれたかと思うと、
すぐさま友人とのおしゃべりで
気を取り直し、また、仕事の成果に
喜び飛び上がったかと思うと、
親しい友人の病の知らせに気を落す、
そんな日々。
そうですね、
一直線に山頂まで駆け上がれるとか、
一気に上昇気流に乗っていけるとか、
そんな上手い具合には、
そうそう事は運ばなくて。
試行錯誤、右往左往、一喜一憂を
繰り返しているうちに、気がついて
みれば、かなり高いところまで
登って来られたような、いつの間にか
ずいぶんと山の頂きに近づけたような、
人生とはそんなものかなと思うのです。
たしかに私も、これまで、あがいたり、
もがいたりして来たよう。
ああ、「来たよう」だなんて、まるで
他人事の言い回しですね。でもね、
お陰様で忘れっぽいことが幸いして、
どんなにあがいたのか、どれほど
もがいたのか、あまり思い出せないし、
また、思い出す必要もないですよね。
それでも、周囲には、そんな今の
私やましたひでこを見て、いとも簡単に
「断捨離」をつくりあげ、いつも楽々と
住まいを整え、それを、難なく
維持していると思っている人たちもいます。
おまけに、
いつも、ごきげんで、とても運がよく、
ツイていることしか起こらないと、
私のことを思っている人も
少なからずいて、それには、
私の方が驚くことがある程。
そうか、巷間では、
「運の良さ」は売り物でもあり、
また、「運の良さ」は、誰もが
欲しがる商品<?>でもありますね。
だとしたら、私は
こう申し上げなくてはなりません。
たしかに、私は有難いことに
「運」に恵まれています。
それには感謝するばかりです。
そして、それは、断捨離に繰り返し
励んで来たからであることもたしか。
けれど、断捨離に励んで家が
キレイサッパリと片づくと、もう、
自分の人生にはツイていることばかり、
ラッキーなことしか起らない
ということではありません。
相変わらず、大変なことも起こるし、
少し難儀な目にも合うし、思うに
任せないことに往生することもあるし、
思い通りではない結果に
落胆することもあるのです。
それでも、私が、運に恵まれている
と思えるのは、断捨離によって、
以前よりずっと逞しくなった自分を
知っているから。その逞しさで、
いろんなことに果敢にチャレンジする
私となることができたから。
また、時に、断念するという勇気と
賢明さを以前よりもっと働かせることが
できるようになったから。
逞しく果敢な挑戦
勇気ある賢明な断念
そう、断捨離とは、「やる」という
選択決断の積み重ねであり、また、
「やめる」という選択決断の
積み重ねでもあるのです。
これら選択決断の力が、
どんな大変な場面にあっても、
「運」につながる扉を
拓く力となるのです。
さあて、今日のあなたも、
一つでも余計なモノを断捨離して、
運の扉を開ける力をUPして下さいね。
それでは、ごきげんさまにて。
PS
一人で断捨離することに、
ちょっぴり疲れてしまったら、
やましたひでこに会いに来てください。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Q1NsTEeX/234791/18695555
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◎編集後記
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断捨離は一瞬で人生を変える魔法!
、、ではない、とわかっていても、
どこか期待してしまいますよね。
「信じて期待せず」は、
思ったより難しいけど、
それでも続けていけば何かが変わる。
今までの私と今の私、
まったく同じじゃないですから。
でも、そう思えるのは、
「変わりたい」って想いを
手放した時なのかもしれません。
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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