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2016/06/07(火)
【千場ひろこ】愚痴の愚痴
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 千場ひろこ
FROM 千場ひろこ
ごきげんさまです。
「暮らしの哲学」研究会の
千場ひろこです。
今回はモノの片づけ絡みの
断捨離エピソードではないのですが。
今週“人間関係の断捨離”ネタとして
ちょっと考えさせられることがありました。
まあ、よくある話しなのですが。
ある出来事があり、
知人A(40代)と知人B(60代)、
それぞれがそれぞれに対し、
堪り兼ねて怒っていて。
Bさんなどは、ショックのあまり
体調を悪くして寝込んだ、
ともおっしゃる。
しかも、お互いが
「私は悪くない」
と思っていらっしゃる。
その周りをうろちょろしている
私は、それぞれの言い分を
聞く、という機会が
しばしばありました。
まあ、オブラートに包みましたが、
世に言う“愚痴に付き合う”というやつです。
私はと言うと、
結論が分かっているので、
割と淡々と聞くだけ。
(当然、向こうとしては
あまりおもしろくないかもしれない)
同意を求められても
「分からないです」
としか言いようが
ありませんでした。
「こうして話さないでは
いられないほど、
相手のしたことが
気になって、
気に病むところまで
来ているのだな。
エネルギーが有り余り過ぎて
いるのだなあ…。
気をつけないとなあ」と。
失礼ながら、
少し反面教師モードで。
結論というのは、明白で。
第三者の私からすると特に
「Aさんが悪い」
「Bさんが悪い」
とは断言しようもなく。
どこまでも
「いま、AさんとBさんの
関係性が悪い」
ということだけが真実だということ。
(そりゃ、どちらかというと…
という比重の違いは多少あるにしても、です)
以前の私だったら
その愚痴に対して距離感が保てず
変に同情したり、批判したり
身を乗り出して
聞いていたかもしれない。
(もちろん、まだまだ、
油断すると流される
自分も居ますが)
でも、そうならなかったのは、
断捨離で「関係性」という
ものの捉え方を
学んだからだと思います。
ーーー
今回の一件で
痛感したこと。
AさんもBさんも、
人生経験も豊富、
インテリだし、
暮らしぶりも優雅で、
いろんなものを持っているように
見える人たちです。
私からしたら
本当に素敵な奥さん2人
といった感じで。
でも、断捨離のようなものの捉え方は
何かきっかけがあって学ばない限りは
なかなか身につきようがないのですね。
こういうことが
もっと道徳レベルに浸透していけば
エネルギーを無駄使いすることも
ないのになあ、と。
もったいなあーーと心底思いますね。
とはいえ。
人間って単純な生き物ではなく。
きっと愚痴を言う自分に
居心地の良さを感じていたり
することもあるんでしょうけどね~。
これぞ人間の闇か。難しいわー。
…なんか、書いてて
愚痴の愚痴みたいになってきたので
この辺でお開きとします(笑)。
【先週ダンシャッたモノ】
冷蔵庫のマグネット
(フライングタイガーで見つけた
おしゃれな木のマグネットに交換
PS
このところ愚痴が多い、
いつも気分が晴れない、
人との関係に行き詰まりを感じてる、、
そんな時は部屋を見回してみてください。
息が詰まるような気がするなら、
やることは一つです。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/dpDF7TgR/226362/18266578
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◎編集後記
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私が愚痴るとき、相手には、
「あなたは間違ってない」
「相手がおかしい」
「大変だねー」
といった言葉を期待してます(断言)
でも、期待通りにはならないし、
表面上、期待通りの言葉を言ってもらっても
スッキリはしないんですよね。
だったら部屋を片づけて、
自分で自分の気持ちをスッキリさせるのが
一番の近道!
と、この仕事に関わって4年。
やっと思えるようになってきました..
–青野慶子
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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千場ひろこ
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