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2016/04/15(金)

【小松易】片づけ上手の「初動」とは?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

FROM 小松易

こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

先日、ある講演会で
40代くらいの女性から
こんな質問をいただきました。

「とにかくいろんな会に入っていて
会報誌や案内状がたくさん届くんです。
読む時間がなくてすぐに溜まってしまう。
どうしたらよいですか?」

一つの答えは
「元を断つ」

今入っているさまざまな会を
もう一度吟味して取捨選択。
そう、しっかり整理してみること。

でも今日はもうひとつの
アプローチからこの問題を
考えたいと思います。

片づけが得意な人は
「初動」を理解し、意識し、
行動できています。

これが今日のポイントです。

「初動」、辞書を引くと

1 最初に起こす行動や動作。
2 地震の、初期微動

とあります。

地震があればその最初の揺れ
があるように、

私たちが日常的に取る様々な
動作や行動にも「最初の動き」
があるということです。

周りがいつもきれいに整然と
している人はこのことを
理解しているのです。

例えば、
さきほどの質問主にように
郵便物がたくさん届き、
すぐに溜まってしまう。

ただ、これはあくまでも
「結果」なんです。

この結果を作っているのは
誰ですか?

はい、郵便物?

いえ、違います(笑)

郵便物を運んできた
あなた自身ですよね。

あなたはいつの間にか
郵便物を手にして
所定の位置で手放すことによって
「郵便物が溜まる」を
作っていることになります。

回りくどい表現のようですが
現実はそうなのです。

すると、それらの動作の
「初動」とは何でしょうか?

それは、郵便受けから郵便物を
を取り出すことです。

「初動」を意識するとは、
そういうことです。

ただ、郵便受けから郵便物を出すことには
さほど問題はなさそうですので
その次の動作を見てみましょう。

じつは、次の動作が特に
郵便物をためがちな人の
苦手分野なのです。

次の動作とは、
「封を開けること」です。

テーブルにモノが溜まる人の
顕著な習慣は
「封を開けずにそのままにしておく」

週末にまとめて。。。
それがまた次の週へ。。。
さらにまた次の週へ。。。。
どんどん先に持ち越されるのです。

その原因が実は
「封を開けていないこと」
なのです。
週末に封が空いていない郵便物の山
を見て。。。もううんざり!

何気ない自分自身の行動を
「初動」から1つずつ
確認してみる。
分かればそれを3週間は
続けてみる。

それが、片づけられる人の
「初動」を理解し、意識し、
行動できているという意味なのです。

ぜひ今日から散らかりの原因
となっている場所から遡って
あなたの「初動」を1つ
変えてみてください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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