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2016/04/14(木)
【やましたひでこ】望む現実を手に入れる方法
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FROM やましたひでこ
おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。
卯月4月14日、木曜日。
<旧暦、三月八日>
この春という暖かな季節のせいなのか、
夜遅くまで原稿に向かっているせいな
のか、このところ、すっかり朝寝坊の
癖がついたよう。おまけに、布団の中
でまどろみながらしっかり机に向かっ
て仕事をしている自分の姿の夢を見た
りして。
寝坊をしながらこんな都合のよい夢を
みるのは私ぐらいのものかと呆れるけ
れど、それは夢に見るほど原稿を書く
のが好きなのか、あるいは夢に見るま
で追い込まれているのか、どっちなの
だろうかとも思う。まあ、今のこの机
の上の散らかり具合を見れば間違いな
く後者のほうですね。
はい、自分の心理状態はつくづく散ら
かり具合で判断できるもの。でも、う
なされてはいないので、まだ余裕がある
のかもしれない…。
ところで、私たちはスッキリと片づい
た部屋や家を夢みることはいくらでも
ある。そう、この場合の夢は、言うま
でもなく眠っている時に見る夢ではな
く自分が求める世界のことですね。
私は、多くの受講生さんからこんな夢
を聞いて来た。
わたし、友人を家に招きパーティーを
するのが夢なんです。
わたし、いつでも、さあどうぞ入って
と言えるのが夢なんです。
わたし、すっきりとしたテーブルで紅茶
をゆっくり飲むのが夢なんです。
なんとも可愛らしい夢ばかりですよね。
そう言えば、TVで人気の株主優待生活
の桐谷さん(間違いなく半端ない溜め
込みハウスの住人さん)も私にこんな
夢を語ったものです。
「布団の上にモノが載っていない状態で
眠りたい」
つまり、彼は万年床でモノに埋もれな
がら毎日寝ていたのですね。
ところで、こんな夢をいったいどのく
らいの間、見続けているのだろう。
1年?、2年?、3年?、いえ、もっ
と10年以上、驚くことに、実は20
年なんて場合もある。実際、桐谷さん
は、24年間、そのような状態で暮ら
し続けたのだから。
どうだろう、これらの夢は、オリンピ
ックに出場する夢とか、それで金メダ
ルをとるという夢とは訳が違うはず。
不断の努力とトレーニングという実践
がともなった夢とは、まったく次元が
異なるはず。
そうですね、もしも、オリンピック
出場の夢を語る青年が、他の事にかま
けていたら、たとえば、ゲーム三昧の
毎日を送っているとしたら、私たちは
彼の夢など信じないはず。
だとしたら、片づいた家の状態を夢見
ているだけの場合、その夢は、すでに
とっくにあきらめた夢を口にしている
に過ぎないと思いたくもなる。
なぜなら、片づいた家の夢は、「余計
なモノを捨てる」という、実にシンプル
な行動だけで容易に実現できること
だから。
けれど、私たちは、こう繰り返す。
でも、だって、捨てられないのです。
そうは言っても、捨てるなんてもったい
ないのです。
おまけに、心理分析まで持ち出して
自分の執着心のメカニズムを解説する
理論武装派もいる。
違いますよね、それはただ、捨てるこ
とを怖れているだけ。捨てた後の未来
に不安を覚えているだけ。そして、そ
れら怖れや不安の方が自分の可愛らし
い夢よりずっと重量があるのですね。
しかも、その不安に重量を加え続けて
いるのは、他ならぬ自分自身。
たった一つの要らないモノを、たった
一つの余計なモノを、モンスター化さ
せてしまったのは自分自身。そうして
いるうちに、実際、ひとりでは太刀打ち
できないほどにモノの量が増えてしまっ
たのです。
あきらめた夢を口にする。
実現させる気もない夢を口にする。
実現させられないままの夢を口にする。
しかも、そんな夢を口にしていること
さえも残念なことに無自覚。ところが、
こんな人に限って、「夢をあきらめない」
「夢を叶える」なんてキャッチコピーに
心惹かれたりもするのです。
さあ、モノを軸にしている自分からは
卒業しようか。
さあ、モノ軸ではなく自分の望む現実
を軸にしようか。
余計なモノを一つ捨てれば、
望む現実に一つ近づく。
余計なモノを一つ捨てれば、
望む現実が一つ向うからやってくる。
そう、夢など語る時間があったら、
「捨てる」という行動をするのみです。
さあて、今日のあなたも、余計なモノ
を一つでも捨てて下さいね。それが、
あなたを行動派人間に導くことになる
のだから。
それでは、ごきげんさまにて。
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◎編集後記
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言い訳は、いくらでも思いつくけど、
言い続けてても現実は変わらないし、
言ってる自分もだんだん疲れてくる。
言えば言うほど自己嫌悪に陥ったり、
周りに攻撃的になったり。
そして行き着くところまで行くと
やっと重い腰が上がる、が私のパターン。
、、とか分析してる暇があったら行動あるのみ!
ってことですね^^;
–青野慶子
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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