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2015/11/20(金)

【小松易】2つの事務机を使う女性

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2015・11・20 No.1513

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◆今日の断捨離 「2つの事務机を使う女性」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

片づけの仕事を10年やってきて
たくさんの言葉に触れていますが、
始めたころにはこれほど密接だとは
気づかなかったキーワードがあります。

それは、「忘れる」
という言葉です。

以前、ある税理士事務所で働く女性が
クライアントになりました。
いつも前向きで明るい雰囲気の
すてきな女性でした。

ズバリ彼女の悩みは、
「職場が片づけられない」

いつの間にか2つも事務机を
使うことになっているのに
いつも書類がデスクの上に
溢れていました。

ところが、引き出しを
見せてもらうと、なんと中は
50%くらいしか使われていません。

理由を尋ねると彼女は
こう言いました。

「引き出しに入れると
書類が行方不明になるんです!」

もう5年ほど前の話なので
当時の私にとっては
「耳を疑う」発言でした。

つまり、「しまうと忘れる」
というのです。

でもよくよく事情を聴いてみると
その理由も納得でした。

1.引出しにしまうことで
書類やモノが「行方不明になる」
という恐怖感がある。

2.1の理由で常にモノはほとんど
机上に出しておくのが習慣化する

3.2の状態が「基本」形で、
逆に、しまう方が「例外」となり、
たまに、引出しに入れるとモノが
どこに行ったか分からなくなる

4.3が起きるのを恐れて
また書類やモノは机上に置かれる

1ー4へとまさに、
「しまう恐れ」が悪循環を
生み出していると言えるでしょう。

結果、さらにデスクの上も書類で溢れ、
モノを探し、ムダな時間を使うことに
なるのです。

この状況を変えるポイントは、
「基本」と「例外」とを
逆転させることにあります。

つまり、
常に机上にモノが出ている
状態(基本)を「例外」にし、

常に引出しにしまわれている
状態(例外)を「基本」に

入れ替えることです。

でも、ここからの作業手順は
基本に忠実に片づけるだけです。

片づけの基本とは、
まず、勇気と決断で「整理」(減ら)し
その後、智恵を使って「整頓」すること。

ただし、「忘れる」を克服するための
「整頓」とは、単に整えるということではなく、
モノの住所を徹底的に決めることなのです。

「基本に忠実に」
言うは易し、
これが意外と難しいものですよね。

実は、私が常々伝えている「基本」
を一冊の本にまとめました。

しかも、今回は「マンガ」で!

ご興味ある方はぜひ下のURLを
クリックしてみてください。

なぜいま「マンガ」なのか?
初めて「コミック化」に
携わって分かったことを
また次回お伝えしたいと思います。

それでは、今週もあなたの片づけが
上手く行きます様に
心より応援しています!

★お知らせ★
あのベストセラーのコミック化!11月28日発売
「コミック版 たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」
小松易著(KADOKAWA)
http://tinyurl.com/od2ze8a

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」のホームページ
http://www.sukkirilab.com/

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◎編集後記
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「しまうと忘れてしまうから、
しまわない」という発想…
片づけ苦手な私には深く共感してしまいます…

以前はよく、会社の引き出しにしまっておいた
みそ汁(しじみ)やお菓子(おせんべい)が
賞味期限切れになっていました(^^;)

コミック版の片づけの基本がつまった
小松さんの本の発売が楽しみですね!

渡辺万里子

PS.
やましたさんの新刊
“モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活”
が本日発売です。

お近くの本屋さんでお買い求めください!

PPS.
明日は、やましたさんが
BSジャパン「輝き人」に出演しますよ

BSジャパン(テレビ東京系BSデジタル7ch)
「輝き人 ー何歳からでも楽しめる人生ー」
http://www.bs-j.co.jp/kagayaki/

前編:11月21日(土)18:00
後編:11月28日(土)18:00

インタビュアーは元おニャン子クラブの新田恵利さん。
やましたさんの東京の自宅で撮影してます。
What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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