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2012/01/12(木)

【やましたひでこ】雛人形の断捨離

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」

 

2012・1・12 No.105

 

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ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

ただ今、出張の真っただ中。
すっかり、仕事モードにシフトしています。

 

さて、木曜日は、やましたの担当。
お約束どおり、ご質問にお応えいたします。

 

けれど、やましたは、
質問には、質問を投げ返すのが常。
どうか、読者のあなたも、ご一緒に考えてみて下さいね。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日も、メールマガジンをお届けします。

 

あなたとわたしの「ごきげん度」UPに、
より貢献できることを願いつつ。

 

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◆今日の断捨離 雛人形の断捨離

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FROM:やましたひでこ

 

ご質問は、【雛人形】について。

 

このところ、年賀状についてのご質問がたくさん。
でも、この【雛人形】についてのご質問も多いのですよ。

 

【雛人形】が、象徴するものとは、いったい何なのでしょうね。
そして、私たちは、それに何を投影させるのでしょうか。

 

※ ※ ※

 

<メルマガ読者さんからの質問>
私は、まだ未婚の30代女性です。
もう20年は飾っていない七段飾りの雛人形があります。
親に買ってもらったとはいえ、私の雛人形です。
それがずっと仕舞われたままなのが忍びないのです。
思い出すたびに嫌な気持ちになります。

 

できれば供養してもらって処分したいのですが、
母に言ったところ、とんでもないということでした。

 

まだ(私が)結婚もしていないし、
せっかく買ったものなのだから。
という考えのようです。

 

そんな母をどう説得すればいいでしょうか。
最近の母は私の影響で、
高価だったものでも少しずつ
捨てられるようになってきております。
ですから雛人形の処分もなんとか
説得できるのではないかと思っております。

 

※ ※ ※

 

<やましたからのお返事>

 

お気持ちは、よくわかりますよね、
ずっと仕舞われたまんまの雛人形を不憫に思い、
嫌な気持ちまでもが湧いてくる。

 

けれどね、この嫌な気持ちと、もっと向かいあうと、
見えてくるものがありますね、きっと。

 

大抵の場合、ずっと仕舞われたままのモノなど、
雛人形以外にも、他にも、いくらでもあるはず。

 

けれど、どういうわけか、雛人形の存在だけが、
クローズアップされる“わたし”が、ここにいるとしたら?

 

そうですね、雛人形とは、結婚の象徴。
しかも、それは、親世代の「結婚への価値観」であり「期待」。

 

雛人形の存在が、無言の圧力でもって、
未婚の自分に迫って来るように感じているのでは?

 

なぜなら、ご自分のことを、「まだ未婚の・・・」のと
未婚に、わざわざ「まだ」とつけて自己紹介していますよね。

 

「わたしは、未婚の30代の女性です。」でも、いいはずなのに。

 

「まだ」とは、責める言葉だとは思いませんか?
ご自分で、未婚であることを、責めてはいませんか、
もちろん、無意識のうちに。

 

だから、その「まだ未婚の・・・」の「まだ」は、
どこからきている思考観念なのかと考えてみるのです。

 

30代の女性ならば、結婚しているのは、当然・・・みたいな価値観。

 

親の価値観を知らず踏襲し、
その価値基準に添わない自分に、
親の期待に応えていない自分に、
後ろめたさを感じているような・・・

 

でもね、同時に、そこに反発もあるよう。

 

だから、雛人形の存在が、気にかかる。
だから、嫌な気持ちも湧いてくる。
だから、親を「説得」しようとする。

 

「説得」とは、カタチを変えた親への反発。

 

違いませんか?

 

雛人形の「捨てさせ方」を、云々するまえに、
そんな自分の気持ちに、寄り添ってみる。

 

「後ろめたさ」と「反発」に揺れる自分に、
素直になってみる。

 

そうすれば、「まだ・・・」という責めの言葉からは、
解放されていくのだと思うのだけど。

 

「30代でまだ未婚」という思考観念は、親の価値観。
子である自分自身が、どんな価値観を選択するかは、
どんな価値観で生るかは、
子である“わたし”の領域の決断だから。

 

どうでしょう。

 

※ ※ ※

 

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※ ※ ※

 

以上、木曜日の質問編をお送りしました。

 

質問を読んで、あらためて思うのですが、
モノへの想いは、人への想い、
見事にそのままですね。

 

ありがとうございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を

 

やましたひでこ

 

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1月28日の断捨離セミナーin名古屋は残り10席。
2012年はこれで最後。間もなく受付を終了します。
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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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