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2014/11/20(木)
【やましたひでこ】最近、いつ名前で呼ばれたっけな…?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・11・20 No.1148
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◆今日の断捨離 「最近、いつ名前で呼ばれたっけな…?」
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
霜月十一月二十日、木曜日。
もしも自分が番号で呼ばれたら悲しい。
ちゃんと自分の名前で呼ばれたい。
そう思うから、月を名前で
書いたりしているのだけれど、
もう、月の数字が名前となったようなもの。
だから、
私が11月を「霜月」と書くことなど、
どうでもいいことなのかもしれない。
とはいうものの、
やはり、「11月」と「霜月」では
随分と趣きは違う。
そうですよね。
私たちは誰だって番号で
認知されるのは嫌なはず、
自分の個性をしっかりと
認めて欲しいと思うのは自然な欲求。
そういえば「名前」とは
親が付けてくれたものではなく、
親を通して神様がくれた贈り物だと
教えてもらったことがある。
姓名<せいめい>とは、生命<せいめい>
だとしたら、
自分の名前を大切にすることは、
自分の命を大切にすること。
だとしたら、
相手の名前をきちんと呼ぶことは、
相手の命にきちんと向き合うことなのですね。
ああ、そうだ、人の名前を覚えるのが
とっても苦手な私、
いい加減、苦手だと言ってばかりは
いられませんよね。
それは居直った怠慢でしかないから。
◇◇◇◇◇
そうですね、
私たちには誰しも承認欲求があるもの。
わかって欲しい。
受け入れて欲しい。
認めて欲しい。
そして、こんなふうに褒められたい
という欲求もありますよね。
素敵と言われたい。
恰好いいと言われたい。
凄いと言われたい。
これは自己重要感を満たしたいがため。
そしてこれらは、どちらも自然な欲求。
なぜなら私たちは、
人との関わりの中で生きている存在。
いわば、他者からの承認も
自分の重要感も「心」の必須栄養素。
この栄養素が欠けたら栄養失調で
心は萎えていくばかり。
でもね、栄養素をいくら摂取しても、
それを自分の中できちんと
消化吸収して自分の栄養、
つまり、自分の活力とするのは、
どこまでも自分自身。
このことは心しておきたいと思うのです。
自分で自分を否定していれば、
自分で自分を卑下していれば、
どんなに周囲から認められ評価されても
そこから得た「栄養素」は、
自分の「栄養」とはなりづらいはず。
否定と卑下<マイナス>に他者からの
承認評価をプラスしても
追いつかないかもしれないから。
だとしたら、まずは自分の中にある
否定と卑下を断捨離していくほうが得策。
でも、どうやって。
それはね、まずは自分のモノから。
そしてね、次は自分の住空間から。
自分にどうでもいいモノを
与えていないだろうか。
それは、自分をどうでもいいと
見做していること。
自分を荒んだ<すさんだ>住空間に
住まわせていないだろうか。
それは、自分を荒んだ扱いを
しているのと同じこと。
自分とモノとの関係も、
自分と住空間との関係も、
自分で自分をどう捉えているかを
映しだしている。
だからこそ、選び抜いたモノを
自分に与えていこうか。
だかこそ、自分を心地良い空間に
住まわせていこうか。
そうやって、
自分を厳選したモノでねぎらい、
そうやって、
自分を快適空間でもてなせば、
否定も卑下も断捨離できるのです。
断捨離とは自分をねぎらうこと。
断捨離とは自分をもてなすこと。
そして、断捨離とは、
自分を承認し自分の重要感を
自ら育んでいくことなのですね。
いかがでしょう。
有難うございます。
あなたとの出逢いにいっぱいの愛を込めて。
やましたひでこ
<追伸>
さて、明日21日に発売される、
やましたひでこの新刊
『イタい女になる人 ならない人』
KADOKAWAに登場する
「やりすぎ女」さんと「そのまんま女」さん。
http://urx.nu/dunZ
過剰に自己重要感を満たそうとして
足掻く「やりすぎ女」さん
過剰に承認を求めているくせに
あきらめている「そのまんま女」さん
どちらも周囲に向かって期待を
振りまくばかりで、自分のモノ、
自分の空間をなおざりにしているイタさがあるのです。
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◎編集後記
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モノで溢れたリビングでは、
せっかくのリラックスの時間も
充分に休むことができないですよね。
住空間を整えることは、
自分をもてなすこと。
そして、一緒に住む
子どもや夫にも安らぎを与えるものです。
住空間が家族の関係性を
より深めてくれることでしょう…
ー渡辺万里子
PS
住空間や教育、習い事など
子どもをよりよく育てるのに、
迷いはなくならないですよね…
子どもをよりよく育てるヒントは
こちらから
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/frG2eCqT/183305/10199574
※本日が最終日です
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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