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2014/11/19(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]反抗期の息子に、困っています…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2014・11・19 No.1147

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◆今日の断捨離 「[Q&A]反抗期の息子に、困っています…」

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Q:反抗期の息子に、困っています…

 

中1の息子をもつ母親です。

 

最近、息子がカードゲームやパズドラにはまり、
勉強をしないことにいつもイライラしてしまいます。

 

やることをやってるのなら、
ゲームも息抜きにいいとは思いますが、
やってると言いながら全く行動が伴わず、
言い訳ばかりです。

 

反抗期突入で、
そっと見守る位がいいことは
充分頭ではわかっているのですが、
どうしても息子のやることなすことが気になり、
ついつい口出ししてしまい、
いい合いになってしまいます。

 

どうすれば、息子と良い関係が築けるでしょうか?

 

【40代 サービス業 はぴはぴ様】

 

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FROM 川畑のぶこ

 

勉強もせずにゲームばかりしている
息子にイライラする。

 

はぴはぴさんのお悩みは
ティーンエイジャーの子を持つ母ならではですし、
多くの人々の共感を呼ぶのではないでしょうか。

 

まず、それがゲームであれ
スポーツであれ、遊びに関しては、
息抜きには良いという考え方がある一方で、
遊びで充電されたからこそ
勉強や仕事など取り組むべきことに
集中できるという考え方もあります。

 

パーソナリティーによっては、
やることをやってからでないと
遊ぶのが気持ち悪い人もいれば、
遊んでからやるべきことに
取り組むことで効率よくなる人もいるのです。

 

過去に私がカウンセリングした
10代の子どもと親のケースには、
「塾や家庭教師をつけてびっちり
勉強の時間をとっているのになぜなのか」と、
学年で最下位に近い子どもの
学業成績を嘆く親のものがありました。

 

一向に成績は上がらないどころか、
集中力がなく、じっとしていられないと言います。

 

確かに、カウンセリングの最中も、
その子は診察室をあちこち見まわし、
手に届くものを片っぱしから触りながら、
ソワソワしています。

 

母親抜きでカウンセリングをすると、
「週末くらいは思いっきり遊びたい」
と吐露しました。

 

聞くと、1週間のうち6日間、
塾やら家庭教師やらが入っているそうです。

 

母親に勉強の時間を減らすようにすすめると、
青ざめて抵抗しました。

 

そんなことをしたらもっと学力が低下すると。

 

ところが、これまでの状況が機能していないのも、
これ以上勉強の時間を増やせないのも承知です。

 

泣く泣く、週に2回の家庭教師以外は、
特に勉強を強要せず、好きに遊ばせるようにしました。

 

するとどうでしょう、
子どもはあれよあれよという間に、
学年でトップ10に入る成績になったのです。

 

勉強と遊びのバランスに関しては、
まず子どものパーソナリティーを
見極めて関わり合うということを
大切にされてみてはいかがでしょうか。

 

また、十代に反抗期が訪れるのは
至極健全なことで、
彼が大人になるために必要なプロセスです。

 

良い関係とは決して波風の立たない
関係のことではないのです。

 

たとえ波風が立つことがあったとしても、
深いところで信頼関係があり繋がっているからこそ、
起こっているものもあります。

 

それは良い関係です。

 

十代で親に従順な息子という方が
よほど不健全で、将来が心配です。

 

よって、起こる必要のあることが
起こっていると抵抗せず
受け容れてみる姿勢は肝要でしょう。

 

ガミガミ言うことが機能するなら良いですが、
恐らくNOではないでしょうか。

 

親が「ガミガミ言わなければやらない」
という姿勢を貫くのなら、
子どもは「ガミガミ言われるまでやる」
という姿勢を貫くでしょう。

 

「見守るしかないと分かっているとのことですが、
どうか、見守るのではなく
「子離れする」ことを意識されてみてください。

 

子どもの健全な巣立ちを促すのに、
親があえて子どもから離れるのです。

 

言いたい気持ちはあっても、
あえて口を出さない。

 

そのためには、執着を捨てる心構えが
必要となるかと思います。

 

息子さんは、はぴはぴさんの
思い通りの人生を送らないかもしれません。

 

それでも、子どもなりに人生を
切り開いていくということを信じてみてください。

 

失敗をするかもしれませんが、
そこから身をもって何かを学ぶかもしれません。

 

親は子どもから失敗する権利を奪ってはいけないのです。

 

勉強をしなかった結末をきちんと
自分で体験させ、責任をとらせるのです。

 

取り返しがつかないことになる訳ではないでしょう。

 

思春期以降の子どもの親に出来ることは、
子どもが今後どんなに失敗をしても、
どんなに人生の苦難に直面しようとも、
それを深い愛情で受け容れ包み込む
存在でいるということではないでしょうか。

 

PS
子育てに悩んでいる方は、
こちらが役立つと思います。

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◎編集後記
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子育ての悩みって難しいですよね。

 

私の姉も、3歳の息子がケンカしてきたら
「注意した方がいいのかな?」
「お友達に興味をもっているだけだと思うんだけど…」

と迷っていました。

 

こちらの川畑さんのプログラムは、
そんな日々子育てで悩むお母さんの
ヒントになると思います。

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ー渡辺万里子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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