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2014/10/18(土)

【安永周平】ポジティブな人に腹が立つ

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平

 

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2014・10・17 No.1114

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去年のことだったと思いますが、
テレビ朝日の番組「怒り新党」で
毒舌で名高い有吉弘行さんが
こんな事を言っていました。

 

「ポジティブな人はバカに見える」

 

Facebookなんかで呟いたら、
炎上しそうな発言ですが(笑)、
共感する人も多数いたようで。

 

「逆に抱えている闇が大きそう」
と続けたコメントには対談相手の
マツコ・デラックスさんも同意。

 

さらに有吉さんが続けたのは、
根っからのポジティブならいいが、
自己啓発の本を読んで、次の日から
ポジティブな人はやっぱり腹立つ…と。

 

「にわかポジティブ」
「なんちゃってポジティブ」
「無理やりプラス思考」

 

こういった人たちは、結構、
相手の心に土足で入っていく
という事が多いとのことで。

 

これは、僕自身もなんだか、
ちょっと分かる気がしたのを、
結構、強烈に覚えています。

 

* * *

さて、この「プラス思考」ですが、
実際、多くの人が試してみて、
上手くいかないのが現実です。

 

というのも、スポーツドクターの
辻秀一先生の見解によれば…

 

私たち人間の脳というのは、
外界の出来事を「認知」する
というように出来ています。

 

その認知した出来事に対して
どのように意味付けをするかで、
心の状態というのは変わると。

 

だから、その意味付けを
無理やりプラスに解釈できれば、
ポジティブな人間になれる…と
理屈上はなるのかもしれません。

 

しかし、意味付けというのは、
私たちが永年に渡って生きてきて、
その結果として染み付いているもの。

 

パソコンのファイルを上書きするように
簡単には変わるものではありません。

 

「&#8722;5」を「+5」と思おうと、
頑張って見ていたら「&#8722;」の記号が
だんだん「+」に見えてくる…

 

なんて、無理ですよね?

 

現実は借金が100万円あるのに、

 

「いや、捉え方によっては、
貯金100万円にも見える…」

 

とか言ってる人がいたら、
結構イタい人ですよね???

 

「大丈夫、きっと上手くいく」

というポジティブシンキングも、
多くの場合は、未来の出来事や
結果に対して具体的なプロセスを
すっ飛ばして考えています。

 

そして、プラスに考えれば、
未来の結果もプラスになると
信じていますが…

 

現実はそのプラス思考どおりには
起きない事もたくさんあります。

 

その現実と自分の予測の間に
大きなギャップがあるので、
逆にストレスとなる事が多いです。

 

* * *

 

そして、重要なことなのですが、
出来事に対してネガティブな
感情を持ってしまうことは、
決して悪いことではありません。

 

というよりも、人間として、
極々自然なことなのです。

 

そして問題は「その次」です。

 

ネガティブな感情を持った後に、
脳と心をどのように使うか…

 

それによって、あなたが
幸せになるか、自分を苦しめ
不幸に追い込んでいくかが
ハッキリと明暗が分かれます。

 

もちろん、幸せに必要なのは、
無理にでもプラスに考えよう…
というプラス思考ではありません。

 

実は、それよりももっと
簡単なことでいいんです。

 

これを知っているか、
これに気づいているか…

 

それだけで、心の整い方が
随分と変わってくるのです。

 

結果、生活の質が向上し、
仕事のパフォーマンスも上がる。

 

スポーツドクターである、
辻秀一先生が、その方法を
こちらの特別Video講座の
Part4で解説してくれていますよ。


http://www.yamashitahideko.com/promo/flowmind_1404/vs_misuse_of_brain_04.php

 

 

 

 

 

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安永周平

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