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2014/02/24(月)

【やましたひでこ】それは愚痴?それとも…

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・2・24  No.879

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◆今日の断捨離 「それは愚痴?それとも…」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

2月如月、お終いの週。

 

いよいよ冬もお終いなのかと、
寒さは、まだまだ残ってはいるけれど、
気持ちは春の訪れを期待するばかり。

 

ショッピングモールは、すでに春色満載。
ショウウィンドウを飾るファッションは、
明るいパステルカラーで溢れていますね。

 

寒さの中に縮こまっていた時には、
見えなかったことも、身体も気持ちも
伸びやかになるにつれて、視界に
飛び込んでくることが増えてくるよう。

 

ああ、春は刺激がいっぱい。

 

さてさて、この変化をもたらす春の刺激を、
どうやって愉しんでいこうかと、
心は浮き立つものです。

 

◇◇◇◇◇

 

つくづくと思うことがある。
我慢や辛抱では、決して
問題解決には至らないということを。

 

そしてまた、かつての私は、
なかなかそれが理解できなかったけれど、
私たちは、問題の解消ばかりを
望んでいる訳でもないということを。

 

そんな場合も、実はあるのですね。

 

なぜなら、問題が解消すると、
自分の居場所も同時に
無くなってしまうから。

 

以前、明け暮れ、理不尽な
母親の有り様に言及する、
独身女性の相談を受けたことがある。

 

すでに一人前の女性として、
経済的な自立は果たしている
にも関わらず、彼女の主訴は、
いつもいつも母親のへの不満。

 

だとしたら、実家を離れるという
選択もあるだろう。別居を視野に
いれることも問題解決へのひとつの道。

 

ましてや、この女性の場合、
母親はいたって元気で、世話や介護の
問題など発生してはいなかったので。

 

それでも、彼女の繰言はこれ。

 

自分さえ、我慢すればいいのだから…

 

私は、我慢は怠慢と同じ
と思う時と場合がある。

 

もちろん、その我慢が、
問題解決への行動を起こした後、
なんらかの結果がでるまでの
時間の我慢であるならば、
怠慢と思うことはないのだけれど。

 

何の行動も起こしていなのならば、
それは怠慢としか言いようがなく。

 

けれど、この女性の場合は、
そもそもが解決を望んでいなかったのだ。

 

怠慢なのではなく、
勇気がないのでもなく、
彼女は解決は望んではいなかった・

 

それは、彼女は、
母親のことが好きだから。

 

それは、彼女が、、
母親から愛されたいと
思っていたから。

 

繰り返させる母親への不満は、
母親が自分の思うとうりに接しては
くれないことへの不満に過ぎず、
言ってみれば愚痴の範疇。

 

そう、愚痴や不満は、
彼女なりの愛情表現の
カタチであったのです。

 

そんな彼女に、
解決志向で向きあったとしても、
それこそ徒労に終わるだけ。

 

そうですね、厄介なのは、
本人がそれら愚痴レベルの問題を、
まるで深刻な悩みのごとく訴えること。

 

実のところ、本人さえも、
解決を望んでいる悩み事なのか、
ただ愚痴を聞いて欲しいだけなのか、
わかっていないこと。

 

そうですね、確かなことは、
こんな相談にお付き合いすると、
とても虚しい思いを
することになるということ。

 

だって私は、解決に向けた
サポートするのを、
仕事としているのでね…

 

愚痴を聞いてもらいたいだけならば、
どうぞ友人にでも。

 

と、私やましたひでこも
愚痴りたくもなる…

 

なんてね。

 

相談する側と相談される側、
その両者の関係にも、
機能不全の問題が横たわるもの。

 

そこにいち早く気づけるかどうかも、
相談を受ける者としての、
プロフェッショナルとしての、
真価となるです。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに
いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

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◎編集後記
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この女性の問題もまた、人間関係。

 

そしてその問題は、母親との人間関係
…ではなく「自分との人間関係」でしょう。

 

私たちは、人間関係というと、
自分と目の前の相手。あるいは、
自分を含めた組織や家庭内の環境…

 

そういった関係を
イメージしてしまいがち。

 

しかし、最も大切で見落としがちなのは、
こちらの無料WEBセミナーのPart1で
http://123direct.jp/tracking/cr/2qPOYCRc/163313/12136453

 

川畑のぶこが言うように、
「自分自身との関係」です。

 

この関係をよくしない限り、
いくら他者に変化を求めたり、
引越しや転職によって環境を変えたり
しても…また同じ問題が起こるでしょう。

 

そうならないためにも、ぜひ、
自分自身との人間関係をよくする事を
心がけてみてくださいね。

 

―安永周平

 

PS
この問題を解決するためには、
「セルフカウンセリング」の技術を
学び、自分自身に施していくこと。

 

それを可能にするプログラム…
本日が、リリース記念キャンペーンの
〆切りとなっております。

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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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