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2011/12/08(木)

【やましたひでこ】親の遺品をどう捨てるか?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2011・12・08 No.69

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FROM:やましたひでこ

ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

日刊メールマガジン、いかがでしょうか。

毎日の配信を、ペースメーカーとして受け止め、
モチベーション維持に役立つと、
喜んで下さる方もいれば、
読み切れずに、負担に感じる方もいる。

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読者さんの数が、2万を優に超えるとなれば、
ご事情も立場も感想も、本当にそれぞれですよね。

それでも、
この日刊メルマガの担当一同の思いは同じ。

このメルマガが、
断捨離の理解をより多角的に広め、
深め、高め合う場となることを、
ひたすら想うばかりです。

じっくり読む時も、読み飛ばす時もあり、
丹念に読む場合も、スルーする場合もよし、
もちろん、削除や停止の選択も自由。
その時、その場で、どうぞ自在に。

断捨離は、どこまでも自分軸だから。

あなたと私の「ごきげん度」UPに、
より貢献できることを願いつつ。

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◆断捨離コラム 親の遺品をどう捨てるか?

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子供の作品・工作物を、どう対処、始末したらいいのかと、
質問やご相談を受けることは、しばしば。
それと同じように多いご相談は、親の遺品整理の問題。

モノの山は、世代間を旅するごとく、悩みの種となるよう。

なので、今日は、親の遺品整理に焦点をあててみましょうか。
ここでも、思考の囚われが、潜んでいますから。

故人の想いが色濃く残る遺品たち。
人がひとり亡くなると、こんなにも沢山のモノが残されるのか、
まして、「もったいない世代」の親たちならば、なおのこと。

大量に遺されたモノたち。
もちろん、それら全部取っておくわけにはいかない。
それはわかっている、空間には限りがあるのだから。

けれど、あっさりと捨てるのも憚られるし、
第一、故人を偲ぶと、捨てたいのか、捨てたくないのか、
自分の気持ちさえ、定かではない状態。

当然、遺品整理は、一筋縄ではいかない。

けれど、整理に取り掛からねばと、
気持ちを奮い立たせてはみるのだけれど・・・

やましたは、こう思うのですよ。

遺品整理とは、「発見する」ことなのだと。
遺品整理とは、イコール「捨てる」ことではないのだと。

親が、“わたし”に、一番伝え遺したかった想いは、
何だったのだろう・・・

そうやって、残されたガラクタの山を、
丹念に、ひとつひとつ切り崩し、
親の大切な想いが、深く込められたモノを発掘していく。

大量な無意識・無自覚なモノたちに埋もれている
親が生きた証しと、伝え遺したかった想いあるモノひとつ。

それは、逝ってしまった親自身さえも、
気づいていなかったかも知れないのですよ。

だから、その大切な「ひとつ」を、
子である“私”が、探しだして、見つけ出して、
受け継いで、つないでいくのです。

「親のモノを捨てるなんて」
という思考に囚われていると辛いけれど、
捨てるモノたちは、
いわば、お宝を埋もれさせている「土砂」なんですね。

遺品整理とは、発掘作業。

子である“私”は、つねに、親にとっての
最強のインディ・ジョーンズですね、きっと。

いかがでしょう?

ありがとうございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を 

やましたひでこ

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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