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2011/12/07(水)
【川畑のぶこ】収納は化け物
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2011・12・07 No.68
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FROM:川畑のぶこ
ごきげんさまです。
断捨離伝道師&心理療法家の川畑のぶこです。
収納とは、とても役立つもののようで
実は、「化け物」です。
工夫次第でかなりの量が収まるが故に、
あなたをとても不自由にします。
せっかくの収納スペース、
どう使うと「ごきげん」に役立つか?
今日は、そんなテーマでお送りします。
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◆断捨離コラム 収納は化け物
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前回のコラムの「収納は化け物」のキーワードに
反応をいただいた
そこでもう少しこの化け物について掘り下げてみることに。。。
人間はどうも凹凸が気になるらしい
窪みがあるとそこに何かを収めて
バランスをとりたい心理に駆られるようだ
そこを空のままにしていると、
損をしたような気にさえなる
無論、大切なものを収めるために
収納スペースがあるならありがたいこと
気をつけなければならないのは、凹があるから故、
本来不要なモノで凸っと詰め込むというあべこべ現象だ
私の実家の母の部屋には天井ぎりぎりの背丈の大収納本棚があった
数百冊の本が収められていたけれど、
断捨離をしたところ一冊も残らなかった。。。
何故って。。。
そこに納められていたのは
巣立って既に家にいない
子どもたちの小中高校時代の教科書など
ロシアはソ連だ。。。
「使わない」というより、「使えない」。。。
母に何故これらの本をとっておいたのか尋ねると
「そこに本棚があるからよ♪」
と名言(迷言)が返ってきた
たしかに、そこに山がなければ人は山に登らないのだ
そこに収納スペースがあるからモノを詰め込みたくなる
人様よりモノ様を優先してきたことを反省していたが
まだまだ甘かったのだ。。。
モノ様よりさらに収納様がえらく、
収納様のためのモノ様
それに使われる人様という構図だった
裁縫道具が収められている棚にはボタンが千個以上、
ハギレは数百枚
それらの主の服等はもはやおらず。。。
断捨離後は裁縫箱とミシンのみが残り、棚は不要となった
その棚を捨てたなら、
それまで半分しか開かなかったトイレのドアが
フルで開くようになった
人様の生理的欲求を
ようやくスムースに満たせるようになったのだ
収納の化け物は、
気づかぬ間に何食わぬ顔で家の一部になっていく
そしてどんどんモノを吸い込んでいく
空間=凹 はモノではなく「ゆとり」で埋めたい
断捨離を加速させるなら、
まずは収納の化け物退治からだ
川畑のぶこ
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