ホーム / 【やましたひでこ】断捨離の大前提
2013/11/07(木)
【やましたひでこ】断捨離の大前提
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・11・7 No.770
<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
—————————————————————————
◆今日の断捨離 「断捨離の大前提」
—————————————————————————
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
霜月、11月の7日。
立冬
いよいよ冬ですね。
と、暑さよりも寒さには身構えてしまう私。
けれど、冬には冬の愉しみがあるもの。
さあて、どんな愉しみがあるのかしらね。
まずは、衣食住の衣。
そうだ、どんなコートを羽織ろうか。
軽くて柔らかくて暖かで
スレンダーなシルエットのそれ。
そして、食。
やはり鍋が一番かな。
様々な具材、なんでもかんでも放りこんで
グツグツと。それを仲間たちと囲めば
たちまち心は和むもの。
それから、住まいのしつらえ。
暖かくするのはもちろんだけど、
片づけるのももちろんだこけど、
どうもそれだけでは足りないような。
夏ならば、引き算。
モノを減らしていけば、
見た目も涼やかに演出できる。
けれど、冬は違うよう。
何かしらのお気に入りを
足していくのも一興ですね。
そうか、冬は足し算。
寒さで縮こまった身体を
ほぐしてくれるようなモノ。
冷たさで凍ってしまう心を
ほっこりさせてくれるモノ。
そうだね、今のうちに、そんな自分を
もてなしてくれるモノたちを探しに行こうか。
ああ、寒さが本格化する前にね。
◇◇◇◇◇
断捨離をしすぎて、
寒々しい空間になってしまう。
そんな感想を聞くことがある。
夥しいモノたちに囲まれて、
今だ四苦八苦している人から見れば、
羨ましいような状態かもしれないけれど。
でも、それは断捨離とは言えない。
それは「断捨離=捨てる」こと
という、一面的な理解の結果。
確かに、断捨離は
どこまでも捨てることから始まる。
確かに、断捨離は
どこまでも捨てることから始める。
けれど、それには大前提がある。
自分の時間に対して、
自分の空間に対して、
自分の労力に対して、
過剰なモノたちを
抱え込んではいないかという前提。
しかも、無自覚、無意識に。
その過剰さゆえに、身体も心も、
煩わしていないだろうか
という問いかけがあってこそ、
その過剰なモノたちを捨てていく。
そして、そこで
残ったモノたちは、
自分の友達。
そう、仲良しの友達。
そして、仲良しの友達ばかりがいる空間。
そんな仲良しのモノたちとの
空間で、自分をもてなしていくのが
断捨離なんですね。
それから、仲良しのモノたちを、
さらに心をかけてケアし、
親友へと育んでいく。
そんな大切な仲間たちを追い出してまで、
捨てることは断捨離ではありませんね。
断捨離とは、バランス、調和。
足し算にしろ、引き算にしろ、
過剰にすれば招く結果は同じなんですね。
有難うございます。
あなたとのご縁に、
いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
――――――――――――――――――――
◎編集後記
――――――――――――――――――――
モノがなくなって寒々しい空間になるのは、
「モノと向き合う」というプロセスを
飛ばしたまま捨てているのかも。。。
お気に入りのモノまで捨ててしまわないよう
しっかりとモノを通じて、自分と向き合って
断捨離に取り組んでみてくださいね♪
―安永周平
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
執筆者一覧
最近の投稿