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2011/11/24(木)
【やましたひでこ】認めて欲しい?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2011・11・24 No.55
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FROM:やましたひでこ
ダンシャリアンの皆様、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
強力な執筆陣が加わって、
断捨離メールマガジン、新体制でスタートしています。
月曜日と木曜日は、断捨離「言いだしっぺ」やました担当。
木曜コーナーは、講座やセミナーで、
多くの受講生さんと共有させていただいた気づきを、
書いていきますね。
あなたの「ごきげん」度UPに、
より貢献できることを願いつつ!
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◆断捨離コラム 認めて欲しい?
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断捨離は、過剰によって損なわれていることに、
焦点をあてる「ひき算」の解決法。
多すぎるのならば、減らしてみようかと、
いたってシンプルな発想です。
だって、ほとんどの場合、
多すぎて困っているわけだから、
モノも食べ物も情報も人間関係も。
けれど、ひとつだけ、不足していると思うことがある。
みんな、栄養不足なんだと思うことがある。
満たされていないもの。
それは、もちろん食欲ではなくて、
承認という欲求。
誰もが、自分を認めて欲しがっていて、
けれど、誰もが、自分を充分認めて貰えてはいないと、
感じているかのよう。
そう、承認の栄養不足。
たとえば、必ずと言っていいほど出る質問。
「捨てて困ることはありませんか?」
これは、失敗を怖れる気持ちからなのでしょう。
けれど、
「失敗を怖れない。」
「失敗してはいけないのですか。」
「失敗してもいいではないですか。」
と、失敗にだけ焦点をあてている回答では、
考察が充分ではありません。
失敗を怖れているようで、
実のところ、認められなくなることを怖れている。
失敗するような私は、認められる訳がないという思い込み。
だから、何もしないという選択となる。
何もしなければ、少なくとも失敗のリスクは回避できますものね。
だからね、もっともっと、承認という栄養素が、
社会に潤沢にあるとどんなにいいかと思うのです。
けれどね、また、こうも思う。
食欲に、過剰食欲があるように、
承認欲求も、過ぎる場合がある。
「認めてほしい、わかってほしい」と、
繰り返し、過剰な欲求をしている人もいる。
たとえば、言葉で。
たとえば、モノで。
たとえば、病気で。
たとえば、これらを手段にして。
どうでしょう。
ありがとうございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を
やましたひでこ
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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