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2013/05/18(土)
【三枝陽子】立脚点
カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子
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2013・5・18 No.597
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◆今日の断捨離 「みことば通信7_立脚点」
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FROM 三枝陽子
ごきげんさまです。
『断捨離』編集担当、北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。
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先日、久々に友人と電話をしていて
心底大笑いしました。
「おいおい、それは人間としてどうなの!?」
ということをしでかした人がいまして。
その人を評して彼女はこう言いました。
「ありゃ~来世はミドリムシからやり直しだね!」
え? 来世!? ミドリムシですか!!??
…私はこの手の冗談は嫌いではないです。
日々生活してたら、腹のたつこと、
憤ることも誰しもありますよね?
でも、ぶつくさと
”生々しい悪口陰口”ばかり言っていたら、
自分の心も健全ではいられない。
だったら、どうせなら、
どひゃ~っと笑える、
創造的なコトバにできてしまえば…
湿っぽい気持ち、
あるいは煮えたぎる気持ちも
どっかに飛んでいくというもの。
ホモサピエンスは「知恵ある人」という意味。
想像力と創造力。
人間だけが持ちえる知性です。
ーーー
生物の数十億年の進化の歴史において
生物が二本足で直立歩行しはじめたのは、
ほんの数百万年前のことです。
悠久の時を経て、
魚~爬虫類~ほ乳類~人間
と進化してきた過程は、
”人間の「遠」への強烈なあこがれ”
だったのではないか、
と解剖学者の三木成夫先生は言います。
遠くを眺めること、視界を拡大すること。
人間はそのために、直立したのではないか。
そしてまた、幼児の立ち上がりの時期は
「心の目ざめ」の時期でもある、と。
幼児は、つま先立ちでふらふらになりながら、
転びそうになりながらも
「熱烈な好奇心」を押さえきれない。
「遠くを見渡したい!」
ーーー
「立脚点」とは、
自分のよって立つ場所、拠り所。
スタンス、立場、立ち返る場所、位置どりと
言ってもいいかもしれません。
「見たい! 知りたい!」
で、遠くを見渡して、何を見るのか。
実は、自分が
「どんな世界のどこに立っているのか」
を知りたいのではないでしょうか。
それを「時間」に置換えたなら、
歴史を知りたい欲求もそのひとつかも。
ダンシャリチックに表現するならば、
二本足で立つことは「空間」を認識すること。
目前の「モノ」にとらわれることなく。
というわけで、
ミドリムシからやり直さなくて済むように、
足元固めて、片づけに精進しますかね。
【今週ダンシャッたモノ:
取っておいたけど食べなかった食べ残しの煮物】
断捨離編集担当:三枝
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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三枝陽子
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