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2013/04/29(月)
【やましたひでこ】整頓は片づけ?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・4・29 No.578
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◆今日の断捨離 整頓は片づけ?
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
ゴールデンウィーク前半。
休む人も、休まない人も。
休める人も、休めない人も。
休みの人も、休みではない人も。
いろいろあっての連休ですね。
はてさて、私やましたひでこは?
休みではないので、休めず、休まないのだけど。
そして、気がついた。
休みたい人も、休みたくない人もいることに。
ああ、どうも私は、休みたくはないようです。
と言うわけで、連休中も仕事モード全開です!
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
断捨離とは、モノを通した思考の片づけ。
モノを手がかりにして思考にアプローチを、
かけていくのです。
そして、モノというカタチある世界と、
思考というカタチのない世界とを、
縦横無尽に行き来する。
結果、モノが片づき、空間が片づき、
思考が片づき、気持ちまでもが片づく。
それらは、同時進行なんですね。
そして、実は片づくとは、どういうことか、
あらためて思考してみる必要もありそうです。
もしかして、片づくとは、
整った状態と理解しているのが大方なのかもしれない。
けれど、断捨離は違う。
断捨離は、【整頓】ではなくて。
そうだ、断捨離は整頓を目的とするものではないのです。
断捨離とは、過剰なモノたちを「引き算」していくこと。
断捨離とは、過剰なモノたちを「引き算」していくことによって、
今の私にとって、「要・適・快」を再発見し選び抜いていくこと。
その「要・適・快」は、量だけではなく、質も吟味すること。
その選び抜かれ、吟味されたモノたちとの関係を愉しむもの。
もしも、私たちが、
整頓のみを目的として収納作業に勤しむならば、
そこには、整然としたモノの堆積が出現するだけのこと。
それから、もちろん断捨離とは、ただただモノを捨てることでもなく、
家の中を、部屋の中を、何も無い状態にすることでもないですね。
断捨離とは、自分とモノとの【関係】を問い直すこと。
断捨離とは、自分とモノと【関係を機能】させること。
そして、モノとの【関係】は、時間の経過とともに変化する。
それは自然なこと。
一見片づいているように見えるモノたちも空間も、
ただ整然としているだけでは意味ない。
そこにあるモノも空間も、機能不全のまま、
放置されているに等しく、まるで時間が止まっているかのよう。
それは、整然ではあるけれど【停滞】でしかなく。
断捨離とは、変化に気づき、変化を受け入れ、変化を愉しむもの。
そうですね、断捨離とは、新陳代謝なんですよ。
いかがでしょう。
有難うございます。
あなたとのご縁にいっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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