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2013・4・7　 No.555

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◆今日の断捨離　それ、コストですよ

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FROM　小松易

こんにちは！
かたづけ士の小松易です。

最近、「言葉」の影響について改めて考えています。

一つの言葉が人の心を動かすことがある。
人の心を動かせば、人の行動も変えることができる。

そんな「伝わる」言葉について
いまとても敏感な私です。

かたづけ士である私にとって、伝わる言葉とは
「かたづけ」に関して相手の心に刺さる言葉です。

最近のベストセラーに「トヨタの片づけ」
という本があります。

その中にこんなすてきな言葉を見つけました。

「モノを持つことは、コストになる」

シンプルだけれども心にグサッと入ってきます。

ここで言うコストとは、金銭的なことだけではなく、
探す時間やモノを遠くまで取りに行く時間も
立派なコストだと本では強調しています。

よく「このダイエットの健康器具、５万円したんです。
まだ、元とってないんです。だから捨てられないんです。」
という人がいます。

もしその人がそれを１年前に購入したとすると、
市場価格、つまり現在の買い取り額のようなものは
５％程度にしかならないことを知ることが必要です。

さきほどの健康器具ですと、
「2,500円」の価値しかないということです。

もちろん、いまだに人気の健康器具で未使用であれば
もう少し買い取り額は高いかもしれませんが、
１年経つとその価値はほとんどゼロに近くなっているのです。

そして、その市場価値が５％になったものが
持っているだけで新たなコストがかかっているんですよ！

というのが今日の言葉の意味するところなのです。

新たにかかるコストとは、

・探す時間のコスト
・置き場のコスト
・管理する手間のコスト
・イライラするストレスのコスト

旦那さんに内緒で買ったので
隠しておかなければならない
ハラハラする心理的コスト（笑）

などなど。

モノを持つということは、
いつでも使える「便利さ」や、
いつか何かで使えるという「安心」を得る半面、

そのようなコストを代償として払うという
覚悟の上でモノを持ち続ける必要が
あるではなないしょうか？

えっ、覚悟？
そんな覚悟、ありません。

その方は潔くモノを手放して
見えないコストから解放される方を
ぜひ選択してみてください。

今週は「コスト」をちょっと意識して
断捨離、かたづけ、進めてみてください。

かたづけ士　小松易

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
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