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2013/03/18(月)
【やましたひでこ】断捨離は加圧トレーニング?
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・3・18 No.535
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◆今日の断捨離 断捨離は加圧トレーニング?
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
少しばかりの雑木林に囲まれた
我が断捨離ハウスの庭にも、
フキノトウが顔を出し始めましたよ。
このフキノトウ、天ぷらに、蕗みそにと、
食卓にも春を告げてくれてます。
可愛いらしいその姿には似合わず、
独特の苦味があり、その苦味がかえって、
なんともたまらない美味しさに。
子供のころは、この味に
まったくなじめなかったけれど、
歳をかさねるほどに、味わい深くなってくる。
不思議ですね。
私たちは、舌を肥やすがごとく、
諸々苦い経験・体験を味わって、自分自身の
人生を深めていくものなのかもしれません。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。
◇◇◇
断捨離とは、自分自身に、
「要・適・快」を問いかけていくこと。
今の私にとって、
何が必要で、何が適していて、
何が快<こころよ>いのかを、
モノを通して問いかけていくこと。
要・不要を問うことで、思考する。
適・不適を問うことで、感覚を取り戻す。
快・不快を問うことで、感性を磨く。
もちろん、これは自問自答ですよね、
他でもない自分の思考・感覚・感性への
アプローチなのだから。
それを、モノとの「関係」を意識することから、
「不要・不適・不快」なモノたちを取り除き、
自分にとっての「要・適・快」を再認識していくのです。
これが、断捨離の最初のステップ。
そうですね、断捨離は、
おびただしいモノや溢れる情報に、
囲まれ晒され続けてきた結果、
いつのまにか追い込まれてしまっていた状態・・・
・思考停止
・感覚麻痺
・感性鈍化
これらに、まず気づくことからなんですね。
そして、そこから回復した自分が、
つぎのステップへと進むのです。
実は、ここからが、
断捨離の本番といっても、
いいのかもしれません。
それは、「不要・不適・不快」の認識と受容。
今まで、ひたすら、自分の周りから、
取り除こうとしてきたこれらモノ、コト、ヒト。
今度は、それらときっちり向かいあう。
今度は、これらを受け入れようと試みる。
なぜなら、これら「不要・不適・不快」な
モノ・コト・ヒトは、私たちとっての
加圧トレーニングのようなもの。
もし、避けることなく、抗うことなく、
ひたすら、自らの閾値を高めていけば、
私たちは、より逞しく、
私たちは、よりたおやかに、
私たちは、よりしなやかに、
生きて行くことが可能となるだろう。
そう、人生に深みが増していくのです。
でもね、やはり順番は間違えないように、
心しておいた方が得策かと。
まずは、「要・適・快」を
明らかにして、自分軸の確立を。
それをしないで、いきなりの
「不要・不適・不快」への挑戦は無謀でしょう。
消耗、あるいは玉砕という結果を
招きかねないのでね^^;
断捨離とは、ひたすら捨てていくことだけど、
断捨離とは、ひたすら手放していくことだけど、
それは、心の中にある「囚われ」からの解放へと、
私たちを導き、受容へと誘ってくれる。
実のところ、私たちの「要・適・快」も
「不要・不適・不快」も、過去の経験からくる
「囚われ」ゆえの二元論的な、
思考、感覚、感性かもしれないのだから。
いかがでしょう。
有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝と愛を込めて。
やましたひでこ
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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