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2013/02/21(木)

【やましたひでこ】回避と放棄

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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2013・2・21  No.510

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◆今日の断捨離 回避と放棄

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FROM やましたひでこ

 

ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

よく、2月は逃げて行く・・・なんて言うけれど、
逃げていくのではなく、
自分が、逃がしてしまうのですね、きっと。

 

言葉は、文章であれ、話言葉であれ、
主語に何をもってくるかで、
責任の所在、取り方が違ってくるかのよう。

 

でも、不思議です。

 

他の月より2、3日短いだけなのに、
この2月という月を、とても短い月だと形容するのは、
なぜなのかしら。

 

具体的な数字も、捉え方次第で、
意識の持ち方次第で、大きく伸びたり縮んだり、
たくさんとなったり僅かとなったりするのですね。

 

はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。

 

そう、暮らしを溢れる笑顔でいっぱいにするために。
そう、仕事を勇気ある挑戦で満たすために。
そう、人生をより果敢に生きていくために。

 

◇◇◇

 

断捨離は、モノを「主語」にしていた暮らしから、
自分自身を「主語」にしていく暮らしの構築。

 

「このモノは、使える」

 

から、

 

「私は、このモノを使う」
「私は、このモノを使わない」

 

へのシフトです。

 

そうですね、いつのまにか、
モノを「主役」にしてしまった暮らしぶりで、
住空間をモノに占領され続けさせてしまう状態。

 

それでいて、片づかないという悩みを
抱え込んでいる人生。

 

片づかないのは、私自身が「主役」となって、
モノの取捨選択をすることを「回避」しているから。

 

あるいは、すでに、
太刀打ちできない量となってしまったモノたちに対して、
その取捨選択を、自らが「放棄」しているから。

 

回避と放棄

 

この違いは、大きい。
根深さの違いといってもいい。

 

なぜなら、回避の場合は、
片づかないことに悩むチカラが残っているけれど、
放棄の場合は、その放棄が長くなれば長いほどに、
モノの堆積自体に、どんどん無自覚になっていくのだから。

 

少しのあきらめから、やがては、
雪だるまのごとく、坂を転げおちるがごとく、
大きく、大量となっていくモノたちの跋扈と占拠を、
許してしまうのです。

 

それは、無自覚を通り越して、
無感覚といっていいのかもしれない。

 

そう、そんな場合は、
片づかない悩みも生じることが無いのかもしれない。

 

回避なのか、放棄なのか。
悩んでいるのか、あきらめているのか。
無自覚なのか、無感覚なのか。

 

そうですね、自分自身が、
あるいは、周囲の人たちが、
そのどちらの範疇にあるのか、
見極めることは、とても大切。

 

もし、自分が、悩んでいるのであれば、
それは逆に、まだまだ見込みがあるということ。

 

どうでしょう。

 

少なくとも、自分自身のあきらめと放棄を、
言い訳とはしていないのだから。

 

有難うございます。
あなたとのご縁に、いっぱいの感謝を込めて。

 

 

 

やましたひでこ

 

 
What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
_________________________________________________________

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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