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2012/11/18(日)
【小松易】子供たちはいつ学ぶの?
カテゴリー:メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・11・18 No.415
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◆今日の断捨離 子どもたちはいつ学ぶの?
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FROM 小松易
ダンシャリアンのみなさん、こんにちは!
かたづけ士の小松易です。
先週、ある幼稚園でお母さん向けの講演をさせていただきました。
子供の片づけ力を上げるにはどうしたらよいか?
という話題になった時に、
私はちょうど1年前のある出来事を話し始めました。
昨年、ほぼ同じ月に3人の女性から片づけコンサルティングの
ご依頼をいただきました。
年代は30代後半~40代後半くらい。
職業はそれぞれ異なっていたのですが、
その3人の女性にはある共通点がありました。
それはいったい何だったと思いますか?
答えは、子供のころにまともに片づけた経験がなかった
ということなのです。
ある一人の女性は言いました。
子供のころ、私は毎日とても忙しかったんです。
特に土曜日と日曜日、塾や習い事が6つもありました。
ある日、母から言われたんです。
「●●ちゃん、あなた、塾と習い事しっかり頑張るのよ。
だから、片づけや身の回りの事はお母さんに任せなさい」と。
それ以来、塾と習い事、勉強をしっかりがんばってやっていれば、
自分は片づけなくて良いんだ、と思ったそうです。
実は、私にもこんな経験があります。
それは片づけではなく、洗濯の話です。
大学に合格が決まって、明後日から北海道を離れて
群馬で初めて一人暮らしを始めることになったとき、
私はふとあることに対して不安になりました。
それは、一人暮らしだから、洗濯を自分でしなければ
ならないということでした。
さすがに「洗濯板を出してゴシゴシ」の洗濯ではなかったのですが
少し前の時代でしたので、二槽式の洗濯機での洗濯でした。
そして、恥ずかしながらそれまで一切まともに洗濯というものを
したことがなかった私は、母に「洗濯の仕方を教えて!」とお願いしました。
快く母が洗濯の手順を教えてくれて分かったことは、
「洗濯」→「脱水」ではなく、
「洗濯」→「すすぎ」→「脱水」
だったということでした。
(すいません。当たり前すぎて・笑)
でも当時はほんとうに分かった!という感覚でした。
そのあとの群馬での一人暮らしがスムーズにいったことは
言うまでもありません。
さて、片づけに話を戻すと、
片づけも掃除との違いなどから始まって
いくつかの区別や手順があることなどを
子供たちはいつ学ぶのでしょうか?
おそらく、ほとんどが彼らの親からでしょう。
または、まったく学ばずに今日まで来てしまった人も
少なくありません。
ですから、さきほどの3人の女性の共通点は偶然ではなく、
必然だったのかもしれないのです。
ポイントは、片づけが上手くできない理由は
プロセスを知らないことや、単に経験していないこと
なのかもしれないということなのです。
まず、親が子にプロセスを見せる、そして体験させること、
私たち大人ができることはこのことなのです。
えっ、自分が分かっていない?!
では、まずはやましたさんや私の本やセミナーなどから
学んでくださいね(笑)
さて、今週は、断捨離&片づけ,
ちょっとプロセスを意識して取り組んでみませんか?
かたづけ士 小松易
かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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