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2012/11/12(月)
【やましたひでこ】あなたと私は同罪!
カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー
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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2012・11・12 No.409
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◆今日の断捨離 あなたと私は同罪!
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FROM やましたひでこ
ダンシャリアンの皆さま、ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
立冬も過ぎて、冬へと加速中。
寒さは、いよいよ厳しくなるけれど、
私の住む北陸は、それに比して、
山海の幸がとっても美味しくなりますね。
そう、蟹漁も解禁となり、
赤くゆであがったカニたちが店頭をにぎわすほどに。
たくさんのゆで立てのカニを見るたびに、
この日本海側の寒さ湿度があってこそ、
味わいがますように思うのです。
どうでしょう、その土地その気候が育む、食の豊かさ。
これを愉しみつくすことこそ、ライフUPの大切なスキルなんですね。
はい、ダンシャリアン、断捨離仲間のあなたへ、
今日は、やましたひでこからのメッセージ。
そう、人生の質をあげるために。
そう、人生の「ごきげん」度UPのために。
◇◇◇
断捨離は、視点の位置取りを自在に変えていくためのツール。
そのためのトレーニングでもありますね。
なので、今回は二つの視点<立場>で、
自分のモノと他者のモノとの扱い方から、
人間関係を問い直してみましょうか。
断捨離では、人のモノに手を出さない、
つまり、他者のモノを勝手に捨てたり、
捨てさせようと躍起になることは、
御法度にしていますよね。
それは、どんなに、そこに捨てる正当性があったとしても、
たとえ、捨てたほうがいいと自分でもわかっていても、
私たちは、自分の領域、
それは、同時に心理的領域でもあるのだけれど、
そこを侵かされて、愉快なわけがないから。
他者から、それを強要されることほど、
忌まわしいものはなく。
なぜなら、それは、自分の選択決断にまで、
土足で踏み込まれるような行為に他ならないから。
なぜなら、それは、自分の力を否定されることと、
なんら変わりがないから。
一方、だからといって、モノを堆積させていることも、
そこに、なんら動きのある行為が伴わないとしても、
他者の領域を侵していることがある。
想像してみましょうか…
もし、自分の縄張りに土塁が築かれているとしたら。
しかも、その土塁は、何年も前から静かに存在し、
なんの変化もないままに、そのままあり続けているとしたら。
モノの山という土塁が、閉塞と制限と不自由となって、
自分に立ちはだかり、自分を損なっているとしたら。
そうですね、他者のモノを捨てることも、
自分のモノを捨てないで溜め込むことも、
他者の領域を侵している場合が、
往々にしてあるのです。
母親の溜め込み癖に気を病む娘も、
素知らぬ顔で溜め込み続ける母親も。
夫に、捨てさせようと頑張る妻も、
趣味のモノをただ蒐集(しゅうしゅう)しつづける無邪気な夫も。
実は、同罪!!
しかも、互いに、他者の領域を侵しているなんて、
想像すらしていない無自覚な状態。
そうだ、夫婦や親子間で、モノを介在させながら
繰り返されるこの不毛な縄張り争い。
問題なのは、そう、一番問題なのは、
お互いがお互いの気持ちに気づくことなく、
それぞれの気持ちに寄り添くことなく、
互いが想定している縄張り、心理的領域に対して、
無頓着であること。
断捨離とは、相互に締結する不可侵条約のようなもの。
そして、それは、同時に互いを尊重する親和条約なんですね。
いかがでしょう。
有難うございます。
いっぱいの感謝を、あなたとのご縁に込めて。
やましたひでこ
いつも、たくさんの感想有難うございます。
あなたの質問や感想、断捨離体験を、
どうぞ、やましたひでこまで。
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What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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