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【小松易】片づけは、この時代を穏やかに生きるための「護身術」
2026/02/06(金)
【小松易】片づけは、この時代を穏やかに生きるための「護身術」
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
先日、大学生くらいの若い方が
話していた内容が、
少し気になりました。
「メモって、取る意味あるんですか?」
「スマホで、
録音すればいいじゃないですか」
「それか、最初からAIで
書き起こせばいいですよね?」
なるほどなあ、と思いつつ、
どこか引っかかる感じもありました。
最近は、
「〇〇は意味がない」
「××している人は非効率」
そんな言い切りの動画や記事を、
よく見かけます。
確かに、
ただ書き写すだけのメモは、
あまり役に立たないこともあります。
「あれ?どこに書いたっけ?」
「慌てて書いたから読めない…」
という時もあります。
それなら、録音して後で聞き返すことも
効率的ですし、
メモと違う良さもあると思います。
AIを使った書き起こしも、
スピードや効率を考えると、
良いかもしれませんね。
録音やAIにも、
それぞれ便利な面はあります。
でも、だからといって
メモを取ること自体が無駄
と決めてしまうのは、
少し早い気がするのです。
聞いたことを、
一度自分の手で書き出す。
頭の中に入ったものを、外に出す。
この行為が、
助けになる人も、確実にいると思います。
聞いただけで覚えられる人もいれば、
書いたほうが頭に残る人もいる。
デジタル慣れしている人もいれば、
そうでない人もいる。
つまり、
向き不向きがあるだけ、
という話です。
ここで大切なのは、
「正解を知ること」よりも、
極論と、どう距離を取るか。
世の中には、
・常識をバッサリ否定する
・「そうだったのか!」という
気持ちよさを与える
そんな情報が、たくさんあふれています。
これはとても分かりやすく、
学んだ気になりやすい。
何よりどこか心地良い。
でも一方で、
思考を止めてしまう危険もあります。
「無駄らしい」
「ダメらしい」
で終わってしまうと、
自分で考えたり、
試す余地がなくなってしまうからです。
片づけも、同じです。
「これは捨てるべき」
「このやり方はダメ」
「これは意味がない」
そう言われた瞬間は、
確かにスッキリします。
でも、あとから違和感が残ることも多い。
だから私は、
こんな問いを大事にしています。
・今の自分に合っているかな
・試してみて、どう感じたかな
・続けたら、何が起きたかな
そうやって選び直すことで、
不要な情報や言葉から、
自分を守ることができる。
だから片づけは、
暮らしを整える技術であると同時に、
この時代を穏やかに生きるための、
ひとつの『護身術』なのかもしれませんね。
メモでも、片づけでも、勉強法でも、
大切なのは、
「自分なりのセオリー」を持つこと
だと思います。
—-
現在ご案内していた
KJL第5回(片づく仕組みを整える3ヶ月)は、
おかげさまで満員御礼となり、
募集を締め切りました。
ご検討くださっていた方には、
心より感謝申し上げます。
次回のKJL第6回は、
6月頃を目安に開催予定です。
今回タイミングが合わなかった方も、
「今じゃないな」と感じた方も、
次回ご検討いただければ幸いです。
また少し時間が経って、
「そろそろ整えたいな」
「今なら向き合えそうだな」
そんな気持ちがふっと湧いてきたときに、
思い出してもらえたら、嬉しいです。
それまでは、
今日のメルマガでお伝えしたように、
・情報や考え方と、少し距離を取ってみる
・「これは今の自分に合っているかな?」
と問いかけてみる
そんな小さな片づけを、
日常の中で試してみてください。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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我が家の息子(学生/20歳)はまさに冒頭の
「若い方」そのもので(笑)、“タイパ”を良し
とし、学校の勉強も趣味娯楽もほぼALLデジ
タルで完結するわけですが、「じっくり考えて
アイデアを練る」時だけはノート&ペン。
どうやらそれが彼の“セオリー”で、無意識に
デジタルとアナログのバランスをとっている
ようです。昭和な母はちょっとホッとします。
山本 響子<断捨離事務局>
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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