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2026/02/05(木)

【やましたひでこ】思い出に、今の「空間」を奪われていませんか?

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ごきげんさまです。
断捨離やましたひでこです。

昨日、2月4日は
二十四節気の一番手「立春」。

そして七十二候では、第一候──

「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」

春の兆しが、まだ見えぬ氷の下に
そっと届くような。

そんな節目です。

この季節になると、
必ずといっていいほど思い出す和歌が。

袖ひちて むすびし水の こほれるを
春立つけふの 風やとくらむ

──紀貫之『古今和歌集』

なぜ、こんなに長く
記憶に残っているのかといえば、
遡ること半世紀(!)、
大学受験の予備校時代。

古文の授業で「文法を学ぶための例」
として出会った歌でした。

文法はすっかり忘れてしまったけれど、
なぜかこの歌だけは、
記憶に根を張っていた。

そうですね、
覚えていることは、忘れないもの。

忘れていたことでも、
思い出すときは思い出す。

だからこそ──

「忘れたくないから」
とモノをとっておくこと。

「忘れないように」
と何かを抱え込むこと。

それって、本当に必要?

人間は、忘れる生き物です。

忘れることは、
残念でも、失敗でもない。

けれど、私たちは、
“記憶こそ正義・忘却はダメ”という
思い込みの中で育ってきました。

でも、思い出してみましょうか。

食品に賞味期限があるように、
記憶にも、賞味期限がある。
そして、消費期限もあるのです。

違いは、
食べ物は元に戻らないけれど、
記憶は、必要なときに、また蘇る。

だとすれば、
蘇ってこない記憶は、
無理に蘇らせなくてもいい記憶
なのかもしれない。

さて、お部屋の中──

思い出グッズが、
ぎゅうぎゅうに詰まっていませんか?

思い出が、
今のあなたの「空間」を
奪っていませんか?

空間を失えば、氣が滞ります。

今の自分が暮らす場所には、
今の自分の氣が流れる余白が必要。

だからこそ、
思い出グッズの保管は、
どうぞ「ほどほどに」。

時間の経過に合わせて、
見直し、選び直し、手放すこと。

そうすれば、
愛着と執着の違いも、
自然と見えてくる。

さあ、立春。

春の風は、あなたの内なる氷を
ゆっくりと溶かしてくれるはず。

ごきげんさまにて。

断捨離やましたひでこ

ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
断捨離やましたひでこ公式Instagram ID:
danshari_yamashitahideko

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さん、どんな心持ちで立春を迎えられまし
たか?  私は、1月に2度も体調を崩し寝込ん
でしまうというなかなか刺激的(>_<)な今年
の幕開けだったので、とにかく健康・心穏や
かに過ごせるよう、改めて部屋も心もスッキ
リ&シンプルにしていこうと心に誓いました。

山本 響子<断捨離事務局>

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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