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【やましたひでこ】「余」を取り戻す──ゆるめ、手放し、ひらく一年へ。
2025/12/25(木)
【やましたひでこ】「余」を取り戻す──ゆるめ、手放し、ひらく一年へ。
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
クリスマス。
そう、聖なる夜。
恋人たちの夜。
家族団らんの夜。
でも、私には、どれも無縁ですのよ。
(あっけらかん)
イルミネーションは綺麗で大好き。
でもケーキは、
グルテンフリーで御法度。
プレゼント交換のお相手も…無し。
(あら、言ってしまった)
まあ、こうしてグダグダ言ってるあたり、
ちょっぴり寂しいのかもしれませんね(笑)
でも、寂しさって、案外、悪くない。
さてさて、今夜0時をすぎれば──
街のディスプレイは、
あれよあれよとお正月モードへ。
この切り替えの鮮やかさ、見事なもの。
でもね、そのぶん「余韻」がない。
しみじみと味わう間もなく、
次へ次へと。
けれど私たち人間には、
やっぱり必要だと思うのです。
• 空間的な「余地」
• 時間的な「余韻」
• そして、心身の「余力」
この三つの「余」が揃ってこそ、
ほんとうの意味での
「余裕」なのではないかしら。
ちなみに「裕」という字は、
もともと「衣服がたくさんある」状態。
つまり、
「着るものに困らない=ゆとりある暮らし」
の象徴だったんですね。
ところが現代は──
衣服があり過ぎて、
クローゼットがパンパンで、
そのせいで、かえって
イライラ、モンモンしている始末。
モノが多いのに、心は乏しい。
ゆとりを得たいのに、
ゆとりを詰め込んでいる。
この矛盾に、
私たちは気づかなくてはなりません。
さあ、私の来年の課題は、
これと決めました。
「時間の余地をつくる」
今年も、見事に
「人生で一番忙しかった年」
という記録を更新。
(これ、毎年言ってる気が…)
来年こそは、この連続記録を
ストップしてみせます。
詰めるより、ゆるめるへ。
手放すことで、ひらく一年に。
どうぞ皆さまも、
“詰め込み年末”より、
“ひらきの年始”へと。
それでは、
佳き年の瀬をお過ごしくださいませ。
有難うございます。
断捨離やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
断捨離やましたひでこ公式Instagram ID:
danshari_yamashitahideko
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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◎編集後記
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「余地」「余韻」「余力」、、、
どれもとても美しく、魅力的な言葉だなぁと
改めてじっくり見入ってしまいました。
同時に、今の私にはそれらが足りていない
という思いも湧いてきました。
あと数日、がんばって仕事を納めて、
年末年始は「余暇」をゆったり楽しみます^ ^
山本 響子<断捨離事務局>
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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