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【やましたひでこ】冬至に向けて──今こそ問い直し、手放しを。
2025/12/18(木)
【やましたひでこ】冬至に向けて──今こそ問い直し、手放しを。
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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
暦の上では、もうすぐ冬至──
けれど、和暦手帳をめくれば、
今日は「神無月廿十九日」。
師走どころか、
まだ霜月にも入っていない…
なんだか、
暦の世界って摩訶不思議ですよね。
街はクリスマスのイルミネーションで
キラキラと華やかだけれど、
私にとっては、
やはり “クリスマスよりも冬至”。
年の氣が入れ替わるこの節目にこそ、
意味を感じています。
◆ 断捨離の現場で感じること
年内の断捨離ロケ現場は、あと2件。
この一年、どんな空間にも
「再生の可能性」があることを、
あらためて実感し続けてきました。
もちろん、どんなにモノが溢れ、
荒れ果てていたとしても──
“住まいがある”というだけで、
実は奇跡のような恵みなのだと感じます。
渋谷のスタジオ収録に向かう道すがら、
駅前の通りには、
寒空のなか身を寄せて座り込む
路上生活者の姿もあります。
その方に差し出せたのは、
たまたま持っていたお弁当ひとつ。
それしかできなかったことが、
正直、心が痛むのです。
でも、思ったのです。
現場の家で、誰にも見向きされずに
押し込まれたままの古い毛布や布団を、
私たちは「不用」として
処分しているけれど──
目の前の路上の方々にとっては
どうなのだろう、と。
◆ 「人は、凍えてはならない」
これこそが、
私が断捨離に取り組みはじめた原点。
当初からの強く揺るがぬ想いです。
• 人は、飢えてはならない
• 人は、凍えてはならない
• 人は、劣悪な空間に暮らしてはならない
たとえ、
老朽のアパートでも、狭い一室でも、
自分の命を守り、癒し、育む場所で
あってほしい。
それが私にとっての「住まい」であり、
断捨離という行動の根っこなのだと
思っています。
◆ いまこそ、「潔さ」という贅沢を。
着ることもない服を抱え、
食べないまま眠らせている食品を眺め、
埃をかぶったモノたちに囲まれながら、
「捨てられない」と悩む──
それは、ある意味でとても贅沢な悩み。
どうか、思い出してほしい。
使わないモノを所有しつづけることは、
“止まったエネルギー”の温存です。
そしてその停滞は、いつか、
私たちの命の流れに影響を与えるのです。
◆ 冬至に向けて──手放しの年末へ
さあ、もう一度、問い直してみましょうか。
• このモノ、来年の私に必要ですか?
• この空間、氣が通っていますか?
• 今の私、ごきげんに生きていますか?
寒さの中で身を包むものもなく
路上で眠る人たちの存在に
思いを馳せながら──
私たちはまず、自分の居場所を、
あたたかく、清らかに。
そして来年こそ、誰かのために、
小さな“空間”を差し出せる私になれるように。
そんな切なる祈りを込めて。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
断捨離やましたひでこ公式Instagram ID:
danshari_yamashitahideko
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
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◎編集後記
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こんなに発達した世の中になってもなお
世界のどこかでは飢えや凍えが相次いでいる
現実に、私には一体何ができるのだろうと
己の無力を感じることもしばしばですが、
まずは「自分の居場所」を整えることが
肝要だし、原点なのだと改めて。
すべてはそこから始まるのですね。
「住まい」の意味、考えさせられます。
山本 響子<断捨離事務局>
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
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