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【小松易】「どれを残すべき?」──迷いが晴れる“問いかけ”
2025/12/05(金)
【小松易】「どれを残すべき?」──迷いが晴れる“問いかけ”
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
片づけをしていると、
必ず直面する問いがあります。
「どれを残すべきか。」
どれも大切に見えて、
手放せなくなる瞬間です。
・捨てたくない、
・また使うかもしれない、
・思い出がある
それぞれに思い出や、
気持ちが入っているからこそ、迷うのです。
だからこそ、残すものにも、手放すものにも、
同じだけの時間と意志が必要になります。
これは人間関係にも似ているんですよ。
すべての人に好かれようとすると、
言葉も行動も慎重になりすぎて、
自分が大切にしたいものが、
分からなくなります。
片づけも同じです。
「全部残したい状態」は、
実は基準がない状態です。
大切なのは、
無理に捨てることではなく、
「残す理由を選ぶ」こと。
迷ったとき、こう問いかけてみてください
「これは今の自分を支えてくれるだろうか。」
急いで答えをだす必要はありません。
長い間、引き出しの中で眠っていたり、
長い間、そばにあったものです。
判断にも時間が必要です。
ただ、問いかけると、
心の奥にある答えを少しずつ
浮かび上がらせてくれます。
そして、
片づけを続けている人ほど気づきます。
そしてその瞬間に、
手放すものではなく、
残すものが見えてくる。
そうすると「残す基準」が見えてきて、
だんだんと手放す判断が楽になる。
すると不思議なことに、
気持ちが軽くなるのです。
答えが見えたとき、
その選択こそが、あなたの軸になります。
片づけは、
“自分が大切にしたいものを選び取る時間”
でもあります。
新しい年を、
より軽やかな気持ちで迎えるために。
そして、
あなたらしい選択ができる一年にするために。
近い内に、
新しい「KJL」のご案内を行います。
ぜひ楽しみにしていただければ
うれしい限りです。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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「これは今の自分を支えてくれるだろうか」
とてもシンプルで、判断しやすい基準ですね。
そして、それは「人間関係」にも通じる視点
である、、、納得です!
支えてもらって、そして自分も必要な時に
相手をしっかり支えられる関係でいたいな
と思いました。
山本 響子<断捨離事務局>
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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