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【小松易】がんばりすぎて疲れたら、「心の引き出し」を整理する
2025/10/24(金)
【小松易】がんばりすぎて疲れたら、「心の引き出し」を整理する
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
最近、「気づいたら疲れている」
という声をよく聞きます。
それは、気合いではどうにもならない、
いつのまにか溜まっている
“静かな疲れ”です。
仕事も、家事も、人間関係も、
真面目に向き合う人ほど、
つい自分の心を後回しにしてしまうもの。
そして気づいた時には、
心の中がいろいろな感情で
パンパンに詰まっていて、
もう入る隙間がなくなってしまいます。
けれども、本当にがんばりたい時ほど、
必要なのは「休む勇気」です。
私たちはつい、
「休む=サボる」と思い込んでしまいます。
特に真面目な方ほど、
休むこと自体に罪悪感を覚えるのでは
ないでしょうか。
でも、ここで言う“休む”とは、
1日仕事を休むことだけではありません。
働いている最中や家庭の中でも、
「心を休ませる時間」を意識的に
つくるということ。
部屋が散らかっていると
落ち着かないように、
心もまた、詰め込みすぎると
動けなくなります。
そんな時は、
思考や感情の「引き出し」を開けて、
「いったん外に出す」
片づけと同じように、
まずは外に出してみることが大切です。
もし出し方がわからない時は、
こんなふうに、
自分に問いかけてみてください。
・今、無理に背負っていることは
ないだろうか?
・本当は手放してもいいことは
ないだろうか?
・「まだやれる」と焦っていることは
ないだろうか?
こうして自分の内側を丁寧に見つめると、
意外と“もう十分やっている自分”
に気づきます。
そして、
少し引き出しに余裕が生まれることで、
頑張るエネルギー、元気が入ってくるのです。
心を整える時間を取ると、
視界が開けて、
やるべきことと、
そうでないことの線引きが見えてきます。
何かを捨てるのではなく、
「いま必要なもの」を選び取る。
まさに「片づけ」と同じです。
静かな時間の中で、
心の引き出しをひとつずつ
開けてみましょう。
きっと、そこには
次の一歩を踏み出すための、
“余白”が生まれているはずです。
どうかこの週末は、
がんばる自分を少しだけ、
休ませてあげてくださいね。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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ゆうべは早く寝たし、今日だって
特に激しい運動をしたわけでもないのに
「気づいたら疲れている」っていうこと、、、
あります、あります。
食器棚や机の引き出しは片づけやすいけど、
自分の「心の引き出し」は、確かに
後回しにしがちなのかもしれません。
今週末はあなたもわたしも「心の引き出し」
をゆっくり丁寧に開けてみましょうか^_^
山本 響子<断捨離事務局>
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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