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【山際恵美子】大人のおしゃれは“ハンサム” ひと匙で旬になる
2025/09/21(日)
【山際恵美子】大人のおしゃれは“ハンサム” ひと匙で旬になる
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 山際恵美子
FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
「何を着ても垢抜けない」
そんな悩みを持つ女性がとても多い。
しかもどうやら40代を過ぎると
その数は急速に増えていく傾向に。
理由のひとつとして考えられるのが
昔から慣れ親しんだ「かわいらしさ」に
寄りかかり過ぎてしまうこと。
花柄ワンピースやフリルのブラウスは
確かに女性らしくはみえますが、
年齢を重ねた今の自分を
一番素敵に見せているかというと、
少し違うかもしれません。
例えばいつものブラウスのボトムスを
スカートからワイドパンツに変えてみる。
足元もパンプスの代りに、ローファーや
ショートブーツを選んでみる。
素材もフェミニンなシフォンではなく、
ウールやツイードといった
メンズライクな生地を一点投入する。
それだけで全体の印象は一気に
“今の空気”に近づきます。
大切なのは、全てを“ハンサム”に寄せる
必要はないということ。
むしろ女性らしい要素に一点だけ
マニッシュを効かせるからこそ、
そのコントラストが
大人の余裕を感じさせるのです。
例えばチュールスカートに
スニーカーを合わせる。
花柄スカートに
オーバーサイズのジャケットを羽織る。
こうして甘さと辛さを
バランス良くミックスすると
ぐっとおしゃれ上級者に見えます。
さらに、この秋冬は
小物使いも重要なポイント。
上質のレザーのベルトや、
クラシックな雰囲気の眼鏡やサングラス
をひとつ加えるだけで、
シンプルなコーディネートに深みがでます。
40代からは
「引き算のおしゃれ」が鍵。
色や柄で盛るよりも、
シルエットや素材で語る装いが
あなたをより知的でスタイリッシュに
見せてくれるのです。
「垢抜けたいのに、
どうすればいいかわからない」
そう感じるときは、クローゼットの中に
“ハンサム”なひと匙を加えてみてください。
無理に若作りするのではなく、
年齢を重ねた今の自分だからこそ似合う
凜とした佇まいを纏えるはずです。
この秋、大人のおしゃれを楽しむヒントは
“ハンサム”というスパイス。
ほんの少し意識するだけで、
あなたのおしゃれは
もっと軽やかに輝いていきます。
具体的なコーディネートなどは
今日のブログでアップするので
どうぞ、そちらもご参考に。
山際恵美子
PS
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ブログ:https://ameblo.jp/yamagiwa-emiko
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◎編集後記
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いつ観たかも、何の映画だったかも
もうすっかり忘れましたが、
登場人物の女性が「She is very handsome.」
と表現されている場面があって、
ハンサムって女性にも使うんだ!と
とても新鮮に思ったことを思い出しました。
凛とした、とかビシッと決まってる、みたい
なニュアンスでしょうか。。。憧れます!!
山本 響子
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
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