ホーム /
【やましたひでこ】選びとる日常、選びとれない現実。
2025/05/08(木)
【やましたひでこ】選びとる日常、選びとれない現実。
カテゴリー:.新着情報, やましたひでこ, メルマガバックナンバー
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
さて、このメルマガが届くころ──
私は、石川・能登におります。
昨年の元旦に始まり、
夏の大水害、そして冬の大雪と、
立て続けに三度の災厄に見舞われた奥能登。
今、その地に生きる友人を訪ねています。
圧倒的としか言いようのない状況のなかで、
彼女はどこに希望を見出し、
どうやって、
これからを生きようとしているのだろう。
そんなことを、ただ静かに、
見に行っています。
自分だったらどうするか──
それを問うためにも。
家を建て直すのか。
それとも、手放すのか。
この地にとどまるのか。
あるいは、離れるのか。
家族と生きるのか。
離れる覚悟をするのか。
自然の猛威に、私たちは選択を迫られます。
それは、誰かから受けた理不尽とはまた違う、
“争えない力”としての問いかけです。
私たちは、これまでも何度も、
そんな力にねじ伏せられながら、
それでも、何かを選びとってきた。
だから、今こそ見ておきたいのです。
人が、あまりにも大きなものに出会ったとき、
どんなふうに立ち上がろうとするのかを。
とはいえ──
こうして語ること自体、
とても傲慢なことかもしれません。
所詮、
それは私自身の体験ではないのですから。
それでも、思うのです。
今、こうして家があり、
家族がいて、
友人が訪ねてくれて、
食卓を囲みながら笑い合える。
この連休の、なんてことのない日々が、
こんなにも、ありがたい。
日常が、
こんなにも贅沢に感じられるとは──
奥能登へ向かう車中、
しみじみと、そう思っています。
断捨離とは、空間の整理に留まらず、
自己回復・自己探訪・自己成長へと誘う、
霊的プロセス。
空間をクリエイトすることは、
そのまま、人生を創造(クリエイション)
することなのです。
さあ今日も、ごきげんに──
あなた自身の「氣」の震えを、
断捨離とともに味わいましょう。
ありがとうございます。
やましたひでこ
ブログ:https://ameblo.jp/danshariblog/
断捨離やましたひでこ公式Instagram ID:
danshari_yamashitahideko
What’s danshari ? Let’s danshari ! Viva danshari ♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自然災害は唐突で、事前の備えで
減災はできたとしても、
全く避けることはできないのが現実。
想定と違うことが起きたり、
想定を上回る被害が出たりと、
最も「その時・その場」の判断が
求められる状況になります。
だからこそ、日常の生活で、
その時・その場の最適を選び取る練習を
しておくことが大切ですね。
西 優里花
この記事の執筆者について
やましたひでこ
クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。
断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。
全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。
処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。
執筆者一覧
最近の投稿