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2024/12/11(水)
【川畑のぶこ】Q.長女の異性関係が心配です。
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水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。
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Q.長女の異性関係が心配です。
20代長女の恋愛について
ご相談させてください。
長女は、
なりたい職業につくため何年も浪人し、
やっと夢を叶える大学に進学いたしました。
卒業まであと一年となり、
自分の娘ながらブレない姿に
感心しております。
最近、お付き合いしている方のことを聞き
少し戸惑っているところです。
いわゆる、アプリのようなツールで出会い、
3、4ヶ月は電話などで
お会いすることはなかったようです。
その後、
対面し交際が始まったとのことですが、
すぐ同棲(お相手の方の住まいに娘が同居)
しているようです。
娘は初めての恋愛で、
彼は年下ですが結婚を考えていると
話しております。
自分の夢を追いかけて努力していた娘に、
支えとなる彼の存在は
とても素敵なことですし、
彼女の人生に親であっても
口出しすべきではないと思っています。
ただ、
出会いからの現在の関係性のスピードに
心配しかありません。
彼の家から毎日大学に通い、
夕食を作り待っているそうです。
(彼は社会人)
このまま見守っていくのが良いのか、
このモヤモヤした気持ちは
ただの寂しさなのか、川畑先生から
アドバイスいただけたらと思います。
家族以外に大切な場所、人ができた存在に
やきもちをやいているのでしょうか。
【わく・50代・女性・主婦】
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夢を諦めずに何年も努力を重ね、
目標を達成される娘さん、
素晴らしいですね。
わくさんも娘さんの頑張りを喜ばしく思い、
応援し、見守っていらっしゃることと
思います。
一方で、
恋愛については複雑な心境なのですね。
ご長女ということですから、
「我が子の恋愛」
も親として初めての経験かと思いますし、
戸惑いがあるのは当然のことと思います。
私たちは経験のないことには
不安になるものです。
ましてや
結婚を見据えたお付き合いとなれば、
人生を左右するものと、
心配も大きくなることでしょう。
まず、わくさんが
やきもちから娘さんの幸せを
素直に喜べないのか?
と疑いがある場合は、取り組むべきは、
わくさん自身の内面的な問題の解決であり、
娘さんの行動の管理ではありません。
やきもちは、自分にないものを
相手が持っていることにより
生じる感情です。
わくさんご自身が、
ご主人との関係を大切にし、
再び愛ある豊かなものにすることで、
心が満たされたなら、やきもちは焼かず、
同じことが娘に起こることを純粋に
望むことができるようになるでしょう。
長年築き上げてきた
夫婦のパターンがあるので、
今更関わり方を変えるのは
簡単ではないかもしれませんし、
気恥ずかしいかもしれません。
また、面倒くさいかもしれません。
それでも、それらを乗り越えて
取り組む価値はあります。
どこからでも関係を豊かにすることは
可能です。
娘さんの恋愛のスピードに関しては、
政府の実態調査でも、昨今は
アプリをきっかけとした出会いや結婚は
最も多い形態で定番となっています。
政府もそこを支援する方針ですから、
娘さんも現代できわめて典型的な出会いを
体験されているかと思います。
3-4ヶ月メールや電話でやり取りをしてから
対面で付き合い始めているなら、
必ずしもスピードが早いとは
いえないかもしれませんし、
娘さんなりに慎重に、相手との相性を
吟味しているのではないでしょうか。
アプリの出会いは実際に会ってみると
テキストで想像していたのと違って
ケミストリーがまったくはたらかなかった、
ということも多々あります。
結婚したいほど好きになれる人に
出会えたのなら
それはラッキーなことかもしれません。
また、信念を持って粘り強く
ものごとに取り組む娘さんですから、
違うものは違うと区別する力も
信じて良いのではないでしょうか。
同棲をすればきっと、
良いところも悪いところも
直面するでしょうし、
それらに向き合わざるを得ないでしょう。
結果、合わないと気づけたなら、
それも必要なプロセスで
自分の好みや傾向を把握する
ライフレッスンです。
成人した娘さんですから、
成功も失敗も自分の責任で
人生の肥やしにしてもらいましょう。
あまり心配しすぎることで
わくさんと娘さんの関係が
ギクシャクすることだけは避けたいですね。
もちろん、親の意見はあくまでも意見として
伝えれば良いです。
それが反対意見で採用されなくても、
そのような意見もあるのだと、
自分の価値と照らし合わせて
学べることもあるはずです。
ただ、幸せの価値観は親子であっても
それぞれということは
覚えておいてください。
娘さんが恋愛に飛び込んで
幸せになれたなら祝福して、
傷ついたなら、
いつでも戻って温かく迎えてくれる
家族がいることは大切で、
親子の絆を確固たるものに
してくれるでしょう。
心配を完全に止めることは
できないかもしれませんが、
心配するのも親の仕事と割り切って、
心配とともに、温かく見守ってください。
ー川畑のぶこ
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◎編集後記
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断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
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お寄せいただいた
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川畑のぶこがお答えします。
この記事の執筆者について
川畑 のぶこ
心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー
東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。
2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。
「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。
断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等
所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等
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