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2024/08/23(金)
【小松易】その瞬間、片づけは始まっている
カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易
こんにちは。
かたづけ士の小松易です。
たくさんの選手たちが活躍した
パリオリンピックが閉幕しました。
(パラリンピックは8月28日開幕です)
スポーツファンの私としては
寝不足の日々でしたが、
大会終盤、同郷旭川出身のやり投げ女子、
北口榛花選手の金メダル獲得は
一番の感動でした。
4年に1度のこの大会のために
選手たちは一体どれだけの準備を
重ねてきたのだろう、と想像します。
サッカー元日本代表選手
本田圭佑さんの言葉で、
印象に残っているものがあります。
「準備が全てだと僕は思っているんで、
準備の段階で試合は始まっている」
すごく好きな言葉です。
今回のパリ五輪でも、体操・個人総合で
金メダルを獲得した岡選手が、
「決勝に向けては
準備してきたものがあったので
自信があった」と、
準備の大切さを語っていました。
私たちはつい、試合の結果だけを見て
一喜一憂してしまいますが、
選手たちにとっては「準備の段階」から
もう本番は始まっているのですよね。
本田選手の言葉をベースに
「かたづけ士的な」目線で考えてみますと、
こんなことが言えます。
片づけ上手な人は、
「タイミング」を取るのが上手い。
逆に、片づけ下手な人は、
「タイミング」を取るのが下手。
たとえば、ある会議で資料が配られました。
片づけ上手なA課長は受け取るや否や、
中身を素早くチェックし、仕分け開始です。
会議の流れを予測しながら。
すぐに準備を始めます。
この時点で「会議(試合)が始まっている」
という意識が働いているのです。
ところが、
反対側に座っていた係長のBさんは、
会議資料にあまり興味を示さずに
スマートフォンをいじりながら
会議開始まで何気なく過ごしています。
そして、会議終了後、
今度はA課長、その場でおもむろに、
「自分で保管する資料」と
「部下に引き継ぐ資料」、
そして「使わない資料」に手早く分別し、
小脇にそれらを抱えて
会議室を出て行きました。
当然、A課長のデスクの上も、仕事も
常にスッキリ片づいています。
係長のBさんは、
とりあえず資料を適当にかき集め、
それをカバンに無造作に入れて
会議室を出て行きました。
その後、Bさんが再びデスクで
その資料に気づいたのは、
それから1週間後のことでした…。
片づけは「タイミング」が大切です。
あなたの「かたづけスイッチ」が
どこで入るかで、すでに勝負が
決まっているのです。
さきほどの本田選手の言葉を
私なりに言い変えてみると…
「タイミングが全てだと
僕は思っているんで、
モノを受け取った段階で
片づけは始まっている」
ぜひ、今週は「タイミング」を意識して、
片づけに取り組んでみてください!
いつもあなたを応援しています!
小松易
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◎編集後記
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私は合唱団に入っているのですが、
「準備の段階から本番は始まっている」
ということを実感しています。
本番というのは、大抵何かしらの
アクシデントがあるもので、
(電車の大幅遅延でリハーサル遅刻者多数、
体調不良でピアニストが当日欠席、
当日になって変わるテンポなどなど……)
なかなか練習通りの気持ちと演奏で、
とはいきません。
ですが、準備がしっかり積めていると、
アクシデントで心が乱れても、
本番当日になって変更があっても、
対応できる余力を持っていられます。
片づけも同じように、普段、
モノを受け取った瞬間から片づけていれば
多少、モノが増えたり散らかったりしても
対応できる余力が持てるということですね。
西 優里花
この記事の執筆者について
小松易
日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表
大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。
著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。
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