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2023/09/15(金)

【小松易】仕事ができる人と片づけの共通点

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

先日、ネットラジオを聞いていたら、
お笑い芸人・キングコングの西野さんが
視聴者からの質問に答えて、

「仕事ができる人とできない人の
 決定的な違いとは?」

について解説されていました。

西野さんはお笑い芸人としてだけではなく
映画監督、オンラインサロンの運営、
実業家としても活躍されており、
日々ものすごい量の
仕事をこなされています。

仕事ができる人とできない人の違い、
あなたはなんだと思いますか?

仕事ができる人は、
動きに無駄がない、ミスが少ない
コミュニケーション能力が高い、
実行能力が高い、などでしょうか。

反対に、仕事ができない人は、
ミスが多い、作業に時間がかかる
コミュニケーションが下手で
揉め事が多い…。

自分の中でいろいろ答えを想像しながら
続きを聞いていたのですが、
西野さんの回答は実に明確なものでした。

「仕事ができない人は
 いつまでも悩み続ける。
 仕事ができる人は悩んだところで
 答えが出ないことを知っているので
 実験する」

※参考サイト
https://r.voicy.jp/0G9Ja4Agmg1

これって、私がいつも
片づけセミナーの中で
参加者に語っている内容と
すごく重なる部分があるなと思いました。

======
片づけとは、
「これは要る」または、
「これは要らない」と
決めることである。

つまり、片づけとは
「◯ん◯く力」を
つけることである。
======

こんな片づけクイズをセミナーの中で
出させていただくことがあります。

◯に入る「平仮名」を
みなさんも是非、考えてみてください。

30代男性の参加者Tさんは、
元気にこんな回答をしてくれました。

「ぜんそくりょく(全速力)」!

常に、片づけはスピーディーに
やりきる感覚が大切ですね。

さらにTさんは、
「うんちくりょく(薀蓄力)」
と続けました。

確かに片づけで必要な知識が
身についていると
効果的な動きができますね。

「ぜんそくりょく」も
「うんちくりょく」もとても惜しいです!

正解は、
「せんたくりょく(選択力)」。

目の前にあるモノの「要・不要」を
しっかりと選ぶことができる力です。

冒頭の西野さんの
「仕事ができる人の特徴」とは、
まさに「選択力」が高い人のことですよね。

と、ここで、参加者の女性Aさんが
「『せんびくちから(線引く力)』じゃ
 ダメですか?」と言いました。

正解よりもイメージしやすい
ステキな答えに私も思わず感心しました。

線引くとは、たとえばデスクの中央に
1本の線を引いたとイメージします。

線の右側は「進行中の書類」、
左側は「完了した書類」というふうに、
デスクにあふれた書類を、
左右に分けていきます。

文具であれば、
「過去1ヶ月間」使ったかどうかで
分けるといいかもしれません。

大切なのはいかに
自ら効果的な線を見出して、
線引きできるかどうかです。

この「線引く力」はモノだけでなく、
メンタルの片づけにも役立ちます。

気持ちの切り替えが早い人は
目の前の事象をこう線引きます。

「いま自分がコントロールできること」か
「できないこと」か。

ある会社の製品メンテナンス部の社員は、
営業部から回ってくる大量の修理品と
その部品でデスク周りが
モノで溢れていました。

小まめに片づけようとはするのですが、
なかなか上手くいかず
長年ストレスを感じていました。

そこで彼は、片づけられないモノを
「自分の判断で片づけられるモノ」と
「自分の判断だけでは
 片づけられないモノ」に仕分けました。

後者は営業部と相談して
片づけることに決めただけで
随分ストレスが軽減したそうです。

整理の本質は、捨てるよりも分けること。

ぜひ1本の線をイメージして、
さらに片づけを進めてみてください。

そして
「悩んでも答えが出ないことは
 まず選択してみてから考える」
も意識してみてくださいね。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して
 人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

“選択”という言葉が出ると、
いつもこのフレーズを思い出します。

「選択するということは、
 何をやらないかを決めることだ」

何をするかを選びとっていると
考えていた私にとって、
まさに逆転の発想で
今でも胸に残っています。

悩むより、まずは選択する
一歩を踏み出すことが大事ですね。

住田莉良

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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