断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【川畑のぶこ】Q.人との関わりがうまくいきません…

2023/08/23(水)

【川畑のぶこ】Q.人との関わりがうまくいきません…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

————————————

Q.人との関わりがうまくいきません…

私は物心がついた時から
ずっと人との関わりが
うまくいきませんでした。

保育園、小学生、いじめまではいかなくても
基本的に孤立した感じでした。

記憶に残っている出来事の一つで
従兄弟の母親から
「〇〇ちゃん(私の名前)嫌い」
と言われたりして傷ついたりしてきました。

高校、大学を卒業し、友達もできて
やっと普通の人と同じになれたと
思っていたのですが、職場では
今もなんとなく孤立しています。

たぶん私が物事が自分の思い通りに
進まなくなると相手を
攻撃してしまったりしてしまうから
なんだと思います。

そして後から言い過ぎた、と我に返り、
相手にへつらってしまいます。

なので相手は
「なに、この人?
 なにを考えてるのかわからない」
という感じでしょうか。

先日最も信頼している友人から、
インナーチャイルドが癒されていないのも
一つの要因かもしれない、と言われました。

ただ、私のインナーチャイルドは、
友達の指摘どおり癒されてたまるか、
簡単に許してチャラにできるわけがない、
と自覚のないところで潜在意識が
そう思っているのだと思います。

瞑想などをして、
自分自身を見つめることが
できれば良いのですが、
集中力がないためうまくいきません。

どうやって前に進んでいけばいいのか
模索中です。

何かアドバイスをいただけると嬉しいです。

【おにぎり・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

健全な人間関係を
どのように育んだらよいか、
おにぎりさんなりに模索中なのですね。

ものごとが思い通りに進まないと
相手に対して攻撃的になり、
爆発した結果それを悔いて、
今度は相手との関係修復を試みるべく、
へつらってしまうとのこと。

確かに、このような状態では
周囲の人々は混乱してしまうでしょうし、
どのように関わってよいかわからず
距離ができてしまうかもしれません。

このパターンの理由に、
おにぎりさんにとって、
相手が自分に同意してくれることこそが
自分に存在価値があることの証という
思いがあるのかもしれません。

相手が認めてくれたならおにぎりさんの
存在価値があることの証拠であり、
認めてもらえなければ価値がない
証拠という具合ではないでしょうか。

おにぎりさんには
おにぎりさんなりの意見があるように、
相手には相手なりの意見があります。

相手がおにぎりさんと異なる意見や
価値観を持っているからといって、
決してそれはおにぎりさんの存在価値を
貶めるものではありません。

私たちは自己承認ができていないと、
他人が認めてくれることによって
自分の存在価値を確かめようと
してしまいがちです。

インナーチャイルドが
相手を許したくないのも、
同じ理由から損得や勝ち負けの構図に
陥ってしまっているのではないでしょうか。

そこに調和はありません。
勝ち負けには常に緊張がつきまといます。

おにぎりさんの望むものは、
相手を打ち負かすことによって
自分の価値を高めることではなく、
相手との間の純粋な調和であるということを
今一度明確にしてみてはいかがでしょうか。

たとえおにぎりさんが相手の意見に
妥協したとしても、決して負けではなく、
健全な調和をもたらすかもしれません。

常に正しくある必要はないことを
思い出してください。

これから人と関わる際には、
「正しさ」ではなく「優しさ」を
発揮してください。

やさしさは弱さではなく強さです。

– 川畑のぶこ

– 川畑のぶこ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

今あなたが抱えている悩みを
断捨離メルマガ毎週水曜日の執筆者、
心理療法家・川畑のぶこに
相談してみませんか?

誰にも打ち明けられない悩みを
打ち明けることで、心が
ラクになることもあります。

お寄せいただいた
相談の中から一つ取り上げ、
川畑のぶこがお答えします。

川畑のぶこへの質問・ご相談はこちらから

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト