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2023/08/12(土)

【おのころ心平】日常における「癒しの柱」。

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おはようございます。
おのころ心平です。

「セラピスト」と聞いて、
あなたが最初にイメージするのは
どんな人でしょう?

・アロマセラピスト?
・伝統のマッサージをする人?
・ナチュラル志向で生活を送っている人?
・治療を追求する仕事人として、
生き方をまっとうしている人?

※ ※ ※

セラピストを「職業」として捉えた場合、
僕は、これまで幾度となく
葛藤を覚えてきました。

癒しの世界に生きようとする人たちは、
いまの資本主義という経済社会とは
相容れない世界にいるのです。

どうしたって、お金と癒しは、
相性が悪い…。

そこを乗り越えていくのは至難の業です。

…で、

癒しを「仕事にする」という
セラピストの定義の前に、
セラピストを「生き方」として
捉えてみたなら…。

※ ※ ※

あなたは今日、目覚めた後、
どれだけの人に「おはよう!」って
声をかけましたか?

あなたは今日、どんな表情で、
街を歩きましたか?

口元に微かな笑みをたたえて、
眼差し優しく、
人や生き物にすれ違う時には、

決して表面だけでなく、
その奥にある命を讃える視線を送る。

そんな心持ちが大切です。

※ ※ ※

あなたは今日、
どんな音楽を聴きましたか?

どんな香りを嗅ぎ、
どんな絵画に触れたでしょうか?

自らの五感に栄養を与え、
瑞々しいこの地球の微細な
息吹までも感じ取られる感性を磨く。

僕が
「セラピストとは生き方だ」と思うのは、
それが職業として成り立つ以前に、

生活そのものの中で、
自らの「癒し」の力を
行使しているかどうかのほうが
大事だと感じるからです。

私たちが営んでいる
現代都市生活という日常にこそ
「癒し」が求められる場面が
たくさんあるからです。

個々人が「癒しの柱」になり
それがたくさん立つ社会へ。

おのころ心平著、
『人生がうまくいく!
セラピスト。という生き方』

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―おのころ心平

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◎編集後記
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最近、朝の散歩が日課に。

外に出た瞬間、気温や湿度、
空気の匂いなどの違いを感じることができ、
「今日も1日頑張ろう!」と
気持ちを新たにすることができます。

忙しい毎日を過ごしている中、
五感を使ってリラックスができる
とても貴重な時間です。

住田莉良

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

おのころ心平

一般社団法人自然治癒力学校理事長。

ココロとカラダをつなぐカウンセラーとして25年間活動。これまで2万6000件、約5万時間以上のカウンセリング経験をもつ。

各症状・病気の背景に潜む心理的欲求を読み解き、カラダだけではなく、家族関係、職場での人間関係改善にまでつながる手法が特徴で、経営者、アスリート、文化人など多くのクライアントのパーソナルケアを請け負っている。他方、パーソナル医療コーディネーターとして病院や治療法の医療選択もサポート。セミナー・講演活動は年150回を超える。著書に『病気は才能』(かんき出版)、『ゆるすいっち。』(主婦の友社)などがあり、Amazonランキング総合1位になった著作を3冊もつ。

 

 

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