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2023/07/19(水)

【川畑のぶこ】Q.夫に言いたいことが言えません…

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

水曜日はメルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をシェアします。

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Q.夫に言いたいことが言えません…

私は夫の言う事を
いつも聞いている性格です。

親の介護のために仕事を辞めろと
言われて辞めました。

本当は定年まで続けたかったのですが、
夫の指示に従ってしまいました。

そして、父が亡くなって父の仕事場を
売却するのに夫が手配してくれました。

売れる土地ではなかったから、
その時は感謝していたのですが、
本当は売りたくなかったと、今更ですが、
そこを私が仕事場として使いたかった事を
言えませんでした。

売ってしまってから、
何度も後悔して落ち込んでいます。

夫には言いたいことを言えない。

夫を愛していますけど、
自分の意見は言えない。

あとから、ああすれば良かった、
こうすれば良かったと
いつも思ってしまいます。

【しっぽ・60代・女性・専業】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ご自身のことよりも
相手のことを優先するが故に、
言葉を飲み込んでしまいがちな
しっぽさんなのですね。

しっぽさんの周囲の人たちは、
しっぽさんのそんな配慮に救われることが
多いことと思います。

協調性と思いやりは
しっぽさんの長所でしょう。

同時に、何か意思決定を迫られると、
責任がとれるか不安で
優柔不断になってしまうのも
しっぽさんの特徴にお見受けします。

意思決定に影響を及ぼす相手が、
夫であれ、親であれ、職場の上司であれ、
しっぽさんが自己判断せず
相手に委ねるという姿勢は
変わらないのではないでしょうか。

おそらく、仕事を続けたら続けたで、
愛する夫の親の介護をしなかったことを
後悔するかもしれませんし、

土地をキープしたらしたで、
なぜあの時夫のアドバイス通り
売らなかったのだろうと
後悔するかもしれません。

どちらか迷う選択は、
どちらをとってもある程度
後悔は残るということ、
それを潔く受け入れることを
学ぶことは大切かもしれません。

ご自身で下した決断が、
たとえ後悔する内容であったとしても、
その時点での出来る限りを
尽くしたんだから仕方ない。

ここから新たに学んでいけばよい、
と手放す勇気が必要です。

さもなくば、誰かにその役を担わせて、
後悔をその相手のせいにして、
いつまでも人生の犠牲者でいなければ
いけなくなってしまいます。

私たちはみな、
「自分の人生を生きている」
という感覚が必要で、
その感覚が芽生えないと
生きる気力を無くしてしまいます。

自分の人生に起こることや、
それにまつわる決断は私に出来る。

たとえ後悔しても
そこからやり直せることを信頼して、
自己決断してみることが大切です。

どうせ同意してもらえないから、
と思うかもしれませんが、
たとえ相手が同意しなくても、

しっぽさんが自分の意見や思いを
相手に伝えるということは、
しっぽさんが自分の人生を生きている
感覚をもたらすのに大切です。

コミュニケーションは
相手をコントロールするために
するのではなく、

相手に思いを誠実に伝える、
そしてそれが伝わる
(たとえ同意が得られずとも)ことに
価値があることを覚えておいてください。

しっぽさんの人生が
少しずつ動き出すことと思います。

– 川畑のぶこ

P.S.
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※こちらはNPO法人サイモントン
療法協会様の主催です

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◎編集後記
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川畑のぶこがお答えします。

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間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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