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2023/06/11(日)
【山際恵美子】手書きのぬくもりが伝えるメッセージ
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FROM 山際恵美子
おはようございます。
ファッション・ディレクターの
山際恵美子です。
最近手紙を書いたことがありますか?
メールではなく、手書きでのお手紙です。
近況やお礼を伝えるメッセージですら
ラインやメールで済ませることが多い昨今。
自分の文字を見る機会も
すっかり減りました。
ましてやお相手の方の文字を目にするのは
皆無に近いのではないでしょうか。
文字はその人となりを表すもので
意外な人が達筆だったりすると
その方を見る目すら変わったりします。
そんなことを思い出したのは、
オンラインサロン「GO ASK EMIKO!」
7月号の収録で、日本の工場直結のブランド
「ファクトリエ」の特集をしたからでした。
打ち合わせで伺った際、
気になったアイテムを
いくつかオーダーしました。
自宅に届いた段ボールを開けると
商品とともに代表の山田敏夫さんからの
メッセージ葉書がそえられていました。
これは毎月彼が手書きでしたためるもので
注文すると必ず入っているそうです。
その文字がそれはそれは美しかったのです。
山田さんご自身もいわゆるイケメンで
とても素敵な青年なのですが、
これにはちょっと驚きました。
そして更に驚いたことに、
私が注文した4アイテムを作った
工場の方々のメッセージがこれまた手書き
そして顔写真入りで
それぞれ入っていたのです。
肉筆とはよくいったもので、
その文字を拝見するだけで
工場の様子や作り手の皆さんの愛情が、
まっすぐに伝わってくるのを感じました。
子供服の「プチバトー」では
自社の古着を店舗で回収。
高温スチームで消毒後に
吉祥寺店で再販売するサービスを
昨年スタートさせました。
再販売されている古着のタグには
元の持ち主のメッセージが
直筆で記載されています。
「おばあちゃんちへ
この服でよく遊びに行きました」
「親子でお揃いで着ていました」
など、愛あるメッセージとともに、
その服のバトンを受け取る、
なんとも素敵なシステムです。
人とのつながりが
希薄になっている昨今だからこそ
手書きのメッセージのぬくもりが心に響く。
意識して手書きの
メッセージを書いていこう。
そう思う今日この頃。
いざ書こうとすると
漢字が思い出せないという
おまけもついてきますが、
それはそれで愉しい。
さあ、あなたも手書き作戦、
始めてみませんか?
山際恵美子
PS
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◎編集後記
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オフィスの近くにある飲食店で
お昼ご飯のサンドイッチを購入した時、
包装紙に手書きのメッセージが
書かれていました。
可愛いうさぎのイラスト付きで、
とてもほっこり。
「午後からまた一踏ん張りだ!」
と、元気をいただきました^^
住田莉良
この記事の執筆者について
山際恵美子
ファッションディレクター
一般社団法人ウーマンメディア協会理事
東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。
●山際恵美子公式ブログ●
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