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2023/06/02(金)

【小松易】選択決断ができる人とできない人の違い

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

すっかりコロナ禍終了モードで
どこも人出が戻ってきています。

日本フードサービス協会の発表によると、
2023年4月度の外食産業売上は
前年同月比でプラス15.8%で、
17か月連続の前年比プラスを
更新したそうです。

経済の活気が戻ってきているのは
嬉しいことですね。

私自身も、外食や会食の機会が
増えてきています。

ところであなたは、
ランチタイムのお店でメニュー表を前にして
「どうしよう~」と悩んで
選べなかった経験はありませんか?

なにを隠そうこの私。

会社員時代のランチタイム、
外食だと、ほぼ高い確率で
「選べない」人でした。

日替わりランチや
今日のおすすめ以外のメニューも
つい食べたくなって迷ってしまう。

2つまで選べても
どうしても1つに絞れない。

店員さん、
この2つをなんとか
「ミックス定食」にしてくれませんか?
と心の中で叫ぶ始末。

見れば見るほど、
ヨダレは出るが、
結論が出ないのが
レストランのメニュー表。

悩ましい存在でした。

ランチタイムに迷っていると
店員さんだけでなく、
あとのお客さん、
時には一緒に来た後輩も
待たせることになってしまいます。

なによりも「うーん」と悩んでいる
自分自身がメチャクチャ恰好悪い。

そこで私が編み出した技があります。

あまりにシンプルなので
笑わないでくださいね。

でも今でも使っています。

それは、
メニュー表が回ってきたら、
パッと最初に目に入ったものを頼む!

ただそれだけ。

でも、これはかなり効果的でした。

なにより、誰よりも早く
決めるのはカッコイイ(笑)

この「メニューの瞬殺」を
何度か繰り返すうちに
ひとつ気がついたことがありました。

「見ちゃうから迷う」

メニュー表を見れば見るほど、
いろんな情報を知れば知るほど、
自分は選べなくなるんだ。

メニューが豊富なのは悪くない。

でも、「多さ」は時に「選択」ではなく、
「混乱」の機会を与えているかもしれない、
と気づきました。

実は、このことを裏付けるような
ある行動心理学の実験があります。

アメリカのコロンビア大学が、
高級食料品店で、陳列棚に
ジャム6種類と24種類を並べた場合で、
消費者の行動がどう変わるかを
比較するという実験を行いました。

すると、ジャム24種類を並べた場合は、
立ち止まって商品をチェックする
客の割合が60%と、6種類の40%より
多い結果になりました。

ところが、その後の購入行動を見てみると
6種類の方は30%が購入したのに対して
24種類の方はたった3%しか
購入しませんでした。

消費者は選択肢が少ない方が
商品を買う確率が高いという
意外な結果が出たのです。

選択肢が多すぎると混乱を生み、
「選ぶ」という決断が
できなくなるのですね。

片づけというのも
「取捨選択力」が試されるものです。

片づけられない人は、
「選択し、決断する」力が
弱いのかもしれません。

そもそも
「選択肢を増やさない」
=モノを増やさない、
というのも効果的です。

家やオフィスの中に限らず、
いつでも選択・決断の筋力を
鍛えるチャンスは転がっているはず。

ぜひあなたの
選択・決断力をアップさせる試みを、
いろいろとトライしてみてください。

私のように、まずは
「ランチタイムのメニュー選びを10秒以内」
に挑戦してみるのもおすすめです。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

「2つまで選べても
どうしても1つに絞れない。」

この気持ち、
とてもよく分かります。。

私の場合だと、
選ばなかった選択肢の後悔を
引き受けられるかどうか、
を判断基準にしています。
(ランチメニューの場合は、
 少し大袈裟かもしれませんが。笑)

あなたは、選択決断を迷った時、
どう一歩を踏み出していますか?

住田莉良

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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