断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

5月15日、月曜日。
＜旧暦弥生二十五日＞

昨日は、母の日。

カーネーションの花が
花屋さんの店頭で賑やかに
並んでいましたね。

この「母の日」、
自分自身を振り返ってみれば、
まったく縁のない日だと、つくづくと思う。

幸か不幸か、よくわからないけれど。

ハイパータメコミアンだった母親とは、
いわゆる「相剋」(そうこく)の関係で、
そのまま、和解することなく
母は逝ったし。

私自身も一人息子の母親ではあるけれど、
まったくお粗末な母親業しかできなくて、
カーネーションを受け取るなど
思いもよらず。

そうですね、
この母の日に限らず、
私は記念日というのがとっても苦手。

それ以外に諸々も。

要するに、

祝ってもらうのも、
見舞ってもらうのも、
感謝されるのも、
心配されるのも、

とにかく気恥ずかしいし、
申し訳ないような気持ちになるのです。

だから、
自分の誕生日も忘れ
＜正確には、忘れることにして＞。

自分の誕生日も忘れるので
友人の誕生日も失念するという
不義理人間。

そういえば、
長男の誕生日も忘れているっけ。
あら、夫のも。

結婚記念日など、
まるで記憶から欠落するけれど、
それでも波風は立つことは
免れているような。

それは結婚して45年も経つせいか。

だから、アニバーサリーだなんて、
SNSにことさら自分の結婚記念日を
発信する人の気持ちは
どうにも分かってあげられず。

それから、
自分の〇〇記念というパーティーは、
まったく厭で。

これは、すべて辞退したいのが本音。

病気で入院したら
病室がお見舞いの花で
いっぱいなることは私の人生にはなく。

それどころか、
病気の姿を晒したくはない方が
先に立つ。

よくダンシャリアンさんには、
「やました先生のおかげで
　人生が救われました！」
と感謝の言葉を頂戴するけれど、

その方の人生が変わったのは
その人自身が断捨離に
懸命に励んだからであって、
別に私のおかげではないし。

でも、もちろん、
「断捨離で人生が変わった！」
と言われる人に出逢うのは
とても嬉しいです。

そうそう、過日、
石川で地震に遭遇したけれど、
まったく無事だったので
「ご心配無用」としか思わず。

それと、お悔やみも苦手。

自分にとって大切な人が
亡くなったのであれば、
ひとりだけで泣きたいから。

当然、やましたひでこのお葬式は無し！

と、ここまで書いて、
我ながら素直ではないような
気がしないでもなく。

実のところ、
自意識過剰だから、
かえってこんな風に思うのかもしれない。

いえ、そうか、私は私で完結したいのだ。

自分のことは自分で祝おう！
自分のことは自分で見舞おう！
自分のことは自分で感謝しよう！
自分もことは自分で心配しよう！

だから、私は、断捨離で、
自分の居場所を、自分の居住空間を、

ねぎらい空間に、
もてなし空間に、
はげまし空間に、
いやしの空間に、

いつも、いつも、しつらえているのですね。

ああ、今日は、
花屋さんで売れ残った
カーネーションを買ってきて飾ろう。

私も、お粗末ではあったけれど、
それなりに奮闘して子供を大きくした
母親だったかもと思うから。

断捨離とは空間の調律！

住まいはあなたの人生舞台、
どうか美しい調べに満ちた
空間でありますように。

やましたひでこ

ブログ：https://ameblo.jp/danshariblog/
Instagram ID：danshari.hideko

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◎編集後記
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GWに帰省した際、
少し早めの母の日プレゼントを
渡してきました。

昔は少し照れくさくてなかなか言えなかった
感謝の気持ちを素直に
言えるようになってきました。(笑)

プレゼントも喜んでもらえたので、
嬉しかったです＾＾

住田莉良