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2023/05/07(日)

【山際恵美子】老け見えするかおしゃれに決まるか、サマーブラックの分かれ目は?

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 山際恵美子

 

FROM 山際恵美子

おはようございます。
ファッションディレクターの
山際恵美子です。

さあて、GWも今日でおしまい。
3年ぶりの自由な休日を
満喫できましたか?

すっかり初夏を思わせる陽気が続きますが
夏になると着たくなる色がありますね。

太陽の光に負けない
ヴィヴィッドな色という方も
多いと思いますが、
私の場合それは黒です。

サマーブラックは大人こそ似合う色。

でも、ご想像の通り
おしゃれに着るには
いくつかのポイントがあります。

私が夏に黒をチョイスする場合
それは決まってワンピースです。

気がつけば黒のワンピースだけで
かなりの数になっていました。

風が抜けるワンピースは
温暖化の激しい昨今の夏には
最も快適な服装。

黒は秋冬に着ると
どうしても重たくなってしまいますが、

夏は腕や足元など素肌が出る季節なので
黒のワンピースでも抜け感がでるのが
ありがたい。

素材はコットンやリネンなどあくまで
自然でカリッとした印象のものを。

黒を着る時にもうひとつ注意したいのが
無難に見えないシルエットを選ぶこと。

地味な無彩色なので、
目立たなくていいやという
消極的な理由で選ぶと、
それは一気に老け見えにつながります。

たっぷりと丈が長く、
レースやコクーンなど
華やかな要素を持ってくることで
初めてサマーブラックは息を吹き返します。

夏の黒のもう一つの使い方は
小物を活かすこと。

黒の持つ「締める」効果は
靴やバッグという小物でこそ
存分に発揮できます。

ちょっと派手めのコーディネートの時
サンダルだけを黒にしてみてください。

驚くほど大人の落ち着きが
見せられることでしょう。

夏にどうなの?
という黒のバッグも色柄ものを
使った時の引き締め役として
意外にも大活躍するので是非お試しを。

おしゃれに見えるか老け見えするかは
そんな小さなこだわりの積み重ねが
分かれ道を作っているのでした。

微差が大差になる。

サマーブラックも然りです。

山際恵美子

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◎編集後記
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私のお気に入りの
サマーブラックアイテムは、
黒のグルカサンダルです!

昨年購入した時、
あまりの履き心地さと合わせやすさで
夏の間履き倒した結果、
秋口にもう一足同じモノを購入しました(笑)

そろそろ履ける時期になったので、
今年も楽しみたいと思います^^

住田莉良

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

山際恵美子

ファッションディレクター

一般社団法人ウーマンメディア協会理事

 

東北大学卒業後、ロータリー財団奨学生としてフランス留学。帰国後『エル・ジャポン』創刊メンバーとして編集の道に入る。 ファッション雑誌「GINZA」元編集長。フランス語と英語を活かし、ミラノ&パリコレクションを10年以上最前線で取材。マークジェイコブスやシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドの単独インタビューなど独自のアプローチで注目を集める。 雑誌「エル・ジャポン」「クロワッサン」「GINZA]を経て 、書籍編集に移り、「断捨離」担当編集はじめ、ファッション、美容、医療、料理、ライフスタイルなど幅広い書籍を出版。 2016年マガジンハウスを退社後、ファッションアドバイス、執筆・編集、講演などで活躍中。

 

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